HIRYU MAIL MAGAZINE
2024/09/25
「世帯の生活意識の年次推移」 厚生労働省 2023(令和5)年 国民生活基礎調査より
日本は賃上げ傾向なのに、その実感がわかないのはなぜ?
企業の賃上げが話題となっている一方で、2023年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査で生活が「苦しい」と回答した世帯は全体の59.6%にのぼりました。
10月からの最低賃金の全国平均は時給1,054円となり、HIRYUの所在地である千葉県の最低賃金は昨年より50円引き上げの1,076円、東京都は1,113円となります。
2014年に千葉県の最低賃金は798円、東京都は888円でしたが、この10年の間に急激に上昇しました。
月給についても、2024年春闘の最終集計による賃金の引き上げ額(昨年比)は、
[大企業] 引き上げ額:平均1万9210円 引き上げ率: 5.58%
[中小企業] 引き上げ額:平均1万712円 引き上げ率: 4.01%
とバブル期の1991年以来、33年ぶりの高水準でした。
労働者が実際に受け取った「名目賃金」にあたる現金給与総額も、3.6%増の40万3490円で、31カ月連続のプラスとなっています。
このように賃金が上がる中、家計が苦しい理由は異常なほどの物価上昇にあります。
2021年から始まった値上げラッシュは、2024年になった今も続いています。
2024年10月に値上げが予定されている食品は今年最多の約3,000品目であり、数度目の値上げとなる商品もあります。
さらに、10月1日からは、ハガキの料金が63円から85円に、定形郵便の封書が84円から110円に値上げされるなど、郵便料金も上昇します。
度重なる宅配便の値上げ、ホテルなどの宿泊費の値上げも続いています。
また、2021年に変動価格制が導入された東京ディズニーリゾートのチケットも、2023年に値上げが発表され、繁忙期の価格が10,900円に引き上げられたことが話題となりました。
物価の上昇が止まらないため、賃金が上がっても、物価高騰を差し引いた「実質賃金」は5月分まで過去最長の26カ月連続マイナスとなりました。
実質賃金がマイナスであるため、生活は苦しいままです。
6月分(前年比1.1%増)と7月分(前年比0.4%増)の実質賃金はわずかにプラスに転じ、今後も回復予想ではありますが、主食である米価格の高騰により回復に抑制がかかることも考えられています。
物価高に負けない生活を送るには
賃金が上がっていない世帯はもちろん、上がった世帯でも、それ以上に上昇している物価に対応できるよう生活を工夫することが必要です。
そのために必要なこととして、
●自炊をする
●買い物を週に一度に減らして計画的に行う
●ふるさと納税を利用して節税をする
●家庭菜園を行う
●水道光熱費の見直し、節約
●不用品の売却
●ポイントやクーポンの活用
などが挙げられます。
さらに、値上げが告知された商品を前もってある程度まとめ買いをすることで、将来的な価格上昇の影響を受けにくくすることが重要です。
特に日用品や必需品、備蓄できる食品などは、必要分+αを購入しておきましょう。
HIRYUで販売している商品も、昨今の原料や物流費・人件費の上昇を受けて、メーカーより値上げが告知されている商品があります。
まとめ買いや備蓄ができる商品もありますので、値上げ前の購入をおすすめします。
今後値上げするHIRYU販売商品一覧
【10月1日から】
効酸果アサイードリンク
御なたね油340g
御なたね油ガーリックオイル
天日干しなたね油450g
天日干しなたね油900g
天日干しなたね油3600g
【10月10日から】
紀州自然梅シリーズ
【11月1日から】
EMX GOLD
EM WATER
ブラウンライスミルク
オーツドリンク
アップルビネガー
ザクロビネガー
オリーブオイル
オリーブペースト
baby bio ベビースムージー
【2025年1月から】
原光弘ガラス器