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アルバート・アインシュタインは警鐘していました。
「もしも、地球上から蜜蜂が消えたなら、人類は4年で滅亡するだろう」
残念ながら、蜜蜂が原因不明に大量に失踪する現象「蜂群崩壊症候群(CCD)」が発生しています。
私達が普段食べている野菜や果物など被子植物(花を咲かせる植物)の約90%が、受粉を花粉媒介者(ポリネーター)である蜜蜂や蝶などの昆虫や鳥に頼っています。
その主たる花粉媒介者が蜜蜂です。
蜜蜂の激減は、地球上の植物や農作物を減少させ、生態系のバランスを崩し、食糧危機を招きます。
この原因解明に世界各国が研究に入りました。
異常気象による気温の寒暖差や激しい天候被害、疫病・ウイルス、栄養失調、電磁波、遺伝子組み換え作物、環境の変化によるストレス・・・
考えられる原因は沢山ありますが、その中で一番の原因とされたのが「化学農薬」でした。
化学農薬は収穫を目的とする作物以外の雑草や土壌中の微生物・昆虫・小動物を殺して自然生態系のバランスを崩壊し、土壌の栄養不足を招きます。
このため農薬とセットで使われるようになったのが窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)を基本栄養素とする「化学肥料」です。
肥料の効果を持続的に得るために開発されたもののひとつに、プラスチックなどの被覆(コーティング)材で覆った「被覆肥料」があります。
被覆肥料は、肥料成分が土壌中にゆっくり溶けだすメリットをもつ反面、マイクロプラスチックゴミの発生源となり、海洋汚染などの深刻な環境汚染を引き起こすデメリットが懸念されています。
また、植物の生育に欠かせない栄養素として施される窒素肥料は、化学肥料/有機肥料(おもに動物性)の如何によらず、土壌中の微生物による「脱窒」とよばれる分解過程を経て、二酸化炭素の約300倍もの温室効果がある亜酸化窒素(N2O)を発生させ、地球温暖化を促進する要因になっています。
なお、化学窒素肥料に含まれる硝酸態窒素は土壌に吸着しにくく、雨や水で溶けてしまうので追肥が必要になり、施肥量が多くなる傾向があります。
作物は必要以上に硝酸態窒素を吸収すると、収穫後まで残留します。
高濃度の硝酸態窒素を含む作物を食べると、
①体内で亜硝酸態窒素に変換され、胃内で2級アミンと結合し発癌性物質のニトロソアミンが生じます。
②亜硝酸態窒素が血液中で酸素を運ぶ役割であるヘモグロビンと結合すると、メトヘモグロビンを生成し、酸素運搬機能が失われ、メトヘモグロビン血症となり、唇や指先などの皮膚や粘膜が青紫色に変化するチアノーゼを引き起こします。
乳幼児は、酸素運搬機能のない血色素のメトヘモグロビンをヘモグロビンへ還元する還元酵素の活性が大人より低いため、メトヘモグロビン血症に罹患しやすくなります。
1945年アメリカの農場で最初の乳児メトヘモグロビン血症の報告がされ、1946年以降は北米やヨーロッパで約2,000件の報告があり、そのうちの6~7%が死亡しています。
1956年アメリカで、裏ごししたホウレンソウを離乳食として与え、30分後に278人の乳児が中毒となり、39名が死亡した「ブルーベビー事件」が発生し、メトヘモグロビン血症によって体内が酸欠状態になり、全身が真っ青になった症状から「ブルーベビー病」と呼ばれるようになりました。
日本では、1996年に生後21日の乳児に、井戸水を煮沸して粉ミルクを溶かして飲ませたところ、全身が真っ青になり、重度の窒息状態のブルーベビー病など、50程の報告がされています。
ブルーベビー病は、報告の10倍以上発生していると推定されています。
EUでは硝酸態窒素が特に多く含まれやすい野菜とベビーフードへの硝酸態窒素の残留濃度基準の規制が定められ、1日あたりの許容摂取量が設定されましたが、アメリカと日本ではまだ定められていません。
HIRYUは、日本で初めて、化学農薬・化学肥料を使わず栽培された野菜や果物の硝酸態窒素、酸化還元電位、水素イオン濃度指数、放射性物質の測定を行い、6つの安全が確認された青果物に「SAFE GREEN™(商標登録申請中 商願2024-20691)」を認証し、販売しています。
さらに、「体重ごとの硝酸態窒素許容摂取量早見表」も作成し、HIRYUで購入された青果物の測定値を照合することで1日の硝酸態窒素の摂取量を確認できる取り組みを始めました。
※野菜や果物の硝酸態窒素、酸化還元電位、水素イオン濃度指数の測定結果は、それぞれの商品ページに掲載していますのでご参照ください。


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