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丹波黒豆とは
丹波黒豆とは、兵庫県丹波地方発祥の「丹波黒」という黒色の大粒大豆です。
兵庫県を始め、主に京都府、岡山県、滋賀県などで栽培されています。
高級豆として、全国的にも抜群の知名度・人気を誇る品種です。
丹波黒豆はぶどう豆とも呼ばれ、粒が球形でとても大きく、表面に表皮を守るための白い粉が吹いているのが特徴です。
丹波黒豆は天候の影響を大きく受けやすく、栽培がとても難しい品種です。
その上、栽培期間の長い極晩生の品種で、開花から登熟するまでの日数は、一般的な黒豆が70日なのに対し、丹波黒大豆は約100日かかります。
丹波黒大豆は一般的な黒豆と同じ作付け面積で比較すると、収穫量は約半分で、栽培期間が長く手間がかかる反面、とても収穫量が少ない希少な黒豆です。
一般的な黒豆が直径8〜9mm程度であるのに対して、丹波黒豆は10〜11mmになります。

煎り黒豆ができるまで
1 無農薬・無肥料で栽培した丹波黒の豆を収穫後、しっかりと乾燥させます。
2 ぬるま湯に一晩浸け込み、ふっくらと豆が膨らんだら取り出します。
3 豆のふくらみは長年煎り豆を製造してきた職人の目利きにより、水からの取り出し時期を決めます。
4 水からあげた黒豆を、回転式の煎り豆機に入れ、ゆっくりと回転させながら煎っていきます。
煎り時間は、長年の経験により熟練した職人の感覚で煎っていきます。
5 煎った後は、急いで粗熱を取り、完成です。
保存料や着色料を一切使っていません。
職人の長年の経験により作られた煎り豆です。
丹波黒の甘みを感じる煎り豆に仕上がっていますので、そのままお召し上がりください。

