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キクラゲとは
キクラゲは、キクラゲ属に属するキノコ類の仲間で、平地から山岳地帯広葉樹の倒木?切り株?枯れ木などに生える木材腐朽菌です。
キクラゲは世界中に分布しており、日本を始め、中国?韓国などの東南アジアでは食用とされています。
コリコリとした食感がクラゲに似ており、木に生えるクラゲとしてキクラゲと名付けられ、木に耳が生えているように見えることから、漢字は「木耳」と書きます。
令和元年の農林水産省のデータによると、キクラゲ類の国内消費量は27,634t、国内生産量は2,315tとなり、約92%が輸入です。
キクラゲは20℃以上で栽培するため、虫の発生を抑えるために殺虫剤が使われているものが多く、
無農薬で栽培されたキクラゲは大変希少です。
近年、注目されるキクラゲ
一般社団法人日本臨床栄養代謝学会の発表で、ビタミンDの欠乏がウイルス感染症の発症に関与しているとの報告がありました。
また、毎年、厚生労働省が実施している国民健康栄養調査の結果で、性別?年代別(1~6歳、7~19歳、20~59歳、60歳以上)分類したところ、1~6歳と60歳以上の男性を抜かし、全ての性別?年代で食事から摂取するビタミンDが不足している結果となっています。
文部科学省の栄養成分データベースよると、食品の中のビタミンD含有量トップは乾燥キクラゲになります。
こうした背景から最近ではメディアでも、キクラゲの特集が多く紹介されています。
古来では、中国の伝統的な中医学理論に基づいて食材と中薬を組み合わせ、病気の予防や健康維持を目指す料理で薬膳がありますが、キクラゲは、滋養強壮や腎臓に効く薬膳料理の食材として使われています。
キクラゲは大きく分けると2種類
キクラゲは大きく分けると、シロキクラゲとクロキクラゲがあります。
食用できるキクラゲは、「シロキクラゲ」の中ではシロキクラゲ、「クロキクラゲ」の中ではキクラゲ、アラゲキクラゲ、ヒメキクラゲ、タマキクラゲがあります。
今回紹介するキクラゲは、「アラゲキクラゲ」という種類の生キクラゲです。
アラゲは、「粗毛(荒毛)」と書くように、キクラゲと比べて毛深く、大きさもやや大きく肉厚、食感も固めです。
乾燥キクラゲと生キクラゲの違い
キクラゲは、生では輸入ができない為、乾燥したキクラゲが流通の殆どでしたが、近年は国内での生産量が増加し、生のキクラゲが流通されるようになりました。
「乾燥キクラゲ」に対して「生キクラゲ」の方が、肉厚で食感が良い特徴があります。
生キクラゲの調理法
ほぼ無臭?肉厚で柔らかくプリプリとしている「生キクラゲ」ですが、他のキノコ類同様に生食できるということではありません。
必ず加熱してお召し上がりください。
サラダなどで利用する際は、約30秒ほど湯通しし、氷で締めます。
炒め物やスープ等、火を通す料理の場合は、石突きを取り、湯通しせずに使えます。
生キクラゲの保存方法
生キクラゲの保存方法は冷蔵庫の野菜室で約1週間、冷凍庫で1か月保存できます。
また、食品乾燥機で60℃に設定し、3時間ほど乾燥させると、長期保存できます。
乾燥したキクラゲは、ぬるま湯に約10分程浸してから調理して下さい。
くせがない食べやすいキクラゲは、様々な料理に使用できます。
生キクラゲの1パックの大きさ
商品は、生キクラゲ65gを15cm×11.5cmのパックに入れてお届けいたします。
商品によって大きさや形は、様々であり、季節によって、肉厚が変わります。
クレームや返品についての御理解
当店は化学物質過敏症やアレルギー、病気で食を気にされている方向けに、化学農薬・化学肥料を使用していない農産物を提供しています。
令和4年度の国内の農産物総生産量のうち有機農産物が占める割合は、茶5%、大豆0.45%、野菜0.39%、米・麦・果実0.1%程度です。
(令和6年9月農林水産省農産局農業環境対策課「有機農業をめぐる事情」)
この貴重な農産物や生産者を守る為にも、お届けした商品に問題がある場合は、電話04-7163-8399或いはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
発送時や搬送時に問題が起きたのか、お届けされてからなのか、確認させて頂きますが、皆様の温かいご理解を頂ければ幸いです。
基本的には購入後2日以内に写真を送信して頂ければ返品に応じます。
キクラゲと小松菜の和え物
【1皿分の材料】
▪小松菜 100g
▪生キクラゲ 60g
▪梅酢 大匙1
▪醤油 大匙1/2
▪生姜 適量
▪塩 少々
【作り方】
①小松菜を洗い5㎝ほどに切り、2分ほど茹で水気を取ります。
②生キクラゲを沸騰したお湯で、30秒茹でた後、石突を取り2㎜ほどのスライスにします。
③生姜を千切りにします。
④①②③と梅酢、醤油で和え、塩で味を調え完成。