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病を己で治す HIRYU style 発芽酵素玄米ご飯 偏

戦後から現代までの食生活の変遷と癌の増加

二次世界大戦の終戦後、高度経済成長期を迎えた日本は、アメリカをはじめとする諸外国からの輸入の増加もあり、飽食の時代といわれるようになりました。
近年では、食の欧米化による病気の罹患リスクの上昇に警鐘が鳴らされています。
実際に、農林水産省が公表している食糧需給表と国立がん研究センターが公表しているがん種別統計情報をもとに、それぞれのデータを年次別に1つのグラフに重ね合わせてみると、昭和35年(1960年)から令和元年(2019年)までの59年間のあいだに、日本人の食の嗜好性が大きく変化していることに伴い、癌罹患者数と癌死亡数が顕著に増加している様子がわかります。
下図から日本人の食生活の変遷を分析してみると、昔から日本人の食生活に欠かせなかった米の消費量は約40%減少しており、最近では米食離れが叫ばれていることに頷けます。
一方、肉類と乳製品の消費量は明らかに右肩上がりに増加し、肉類は約90%、乳製品は約60%も消費量が増えています。
また、小麦に関しては、1960年から1980年までの20年間で増加し、それ以降はほぼ横ばいの状態が続いています。
野菜と果物については、1960年からみると増加しましたが、野菜は1985年、果物は2005年のピークを境に、それ以降は減少傾向に転じています。
なお、豆類はずっと横ばい状態で、大きな変動は生じていません。
超高齢社会に突入した影響があるにしろ、このような食文化の変化が、癌や生活習慣病の増加に拍車をかけているであろうことは、いくつもの疫学調査や研究に裏付けられています。
それでは次に、飽食時代を生きる私たちの栄養状態がどうなっているのかを見ていきましょう。

現代人の栄養充足率では食源病を招く!

飽食の現代に生きる私たちは、栄養豊富な食事を食べ過ぎて、ダイエットしなければいけないと思っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、そのイメージとは裏腹に、毎年、厚生労働省が実施している国民健康栄養調査の結果は、それとは真逆の惨憺たる結果を示しています。
実際に現代人の食事習慣における栄養状態をまとめてみると、実に15種類もの栄養素が1日の目標摂取量を満たしておらず、不足していることがわかりました。
体内では、それぞれの栄養素が互いに連携し合って働いているため、どれか1つでも不足している状態が続けば、健康に支障をきたします。
では、現代人に不足している栄養素と、どの程度不足しているのかを4つの年代別(1~6歳、7~19歳、20~59歳、60歳以上)に見てみましょう。
青色で示した円グラフが男性、赤色が女性のデータを示します。
注)葉酸に関して、日本人の摂取基準2020年版の目標値は1日当たり240µgとされていますが、この設定値では低いと考えられるため、米国基準の400µgを採用しています。




栄養素の摂取状況をまとめると、1~6歳の幼児期では、おもにビタミンA活性、カルシウム、鉄分の不足が見られ、ビタミンB1も少し不足していることから、成長不良、味覚異常、免疫力低下などが心配されます。
7~19歳では、全年代中で最も顕著な栄養欠乏状態が見られ、男性では上に挙げた15種全ての栄養素不足、女性ではビタミンEと亜鉛を除く13種類が不足していることがわかります。
この年代は、学校での勉学を修得して社会に出るための学力基盤を固める重要な時期といえますが、欠乏だらけの栄養状態からは、学力低下、体力低下、鉄欠乏性貧血、発育不良、免疫力低下、便秘、アレルギーなど、様々な体調の不具合が心配されます。
20~59歳は2番目に栄養欠乏が多い年代で、欠乏の度合いは7~19歳とほぼ変わりなく、幼年期から学童・青年期にかけて形成された食習慣を引きずったまま成人し、食の見直しがされていないままの様子がうかがえます。
ライフステージからみると、この年代に心配される不具合として、不妊(男女ともに)、低体温症、ミドルエイジ症候群、うつ、糖尿病、メタボリック症候群、認知症、癌などが挙げられます。
60歳以上の高齢期では、7~59歳と比べると、栄養摂取状態はよいですが、1日の目標摂取量には届いていない栄養素が多くあります。
この年代では、フレイル(虚弱)、骨粗鬆症、糖尿病、認知症、癌、免疫力低下などが心配されます。
それでは、このような栄養欠乏状態を改善するために、主食の大切さについて見ていきましょう。


各栄養素のはたらきを確認したい方はこちら

主食を何にしていますか?

1日の飲食量は3~5kgと言われています。
1日の飲食量の多くを占めるのが主食となる炭水化物です。
現代は、麺類やパン、ケーキや菓子類など小麦を使った食品の過剰摂取が問題視されるようになり、
アレルギーやセリアック病が急増しています。
セリアック病とは、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種グルテンが一部分解できずに小腸内の上皮細胞の絨毛を損傷させ、栄養が吸収できなくなる自己免疫疾患で、第二次世界大戦中のヨーロッパから急激に拡がり、欧米では100人に1人が罹患されていると報告されています。
日本での患者数は不明とされていますが、HIRYUセミナーでもセリアック病の方の参加が増えています。
また、糖尿病患者も急増しており、最近では発症が20代から始まっています。
日本の総人口は約1億2000万人。
20歳以上は約1億人。
糖尿病発症人口が多くなる40代以上の人口は約7700万人(成人の10人に8人)。
糖尿病患者は1000万人、糖尿病予備軍が1000万人。
実に4人に1人が糖尿病に係わっていることになります。
厚生労働省の健康日本21では・・・
「糖尿病はひとたび発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり透析治療が必要となることがある。さらに、糖尿病は脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症・進展を促進することも知られている。これらの合併症は患者の生活の質(QOL)を著しく低下させるのみでなく、医療経済的にも大きな負担を社会に強いており、今後も社会の高齢化にしたがって増大するものと考えられる。」と記されています。
日本糖尿病学会では・・・
「糖尿病と認知症という2つの病気の間に危険な関係があることが分かってきた。糖尿病の人は認知症になりやすく、認知症になると糖尿病が悪化しやすくなる。早い時期から高血糖と低血糖を防ぎ、認知症を予防することが重要。」と注意喚起されています。
認知症はいまや3型糖尿病と呼ばれ、脳への障害は、症状が出現する10年以上も前に始まっているとみられています。
日本における認知症患者数は2012年で約462万、2025年には65歳以上の5人に1人にあたる約700万人となることが予測されています。

アレルギーや病気の発症率は低年齢化、増加傾向にあり、これに食が大きく影響しています。
また東日本大震災以降は災害も増え、2013年8月30日「数十年に1度の非常に危険な災害」を「特別警報」と制定されてから何度も発令されています。
世代ほど預金が少ない傾向にあり、2020年に発生した新型コロナウイルスが経済に大打撃を与えています。
発症が増えるアレルギーや病気、災害による原料高騰に逼迫(ひっぱく)する家計から、将来を不安視する割合は増加傾向にあり、日本のみならず、世界中で大きな課題となっています。
農産物で最も多い生産量を誇るお米は、世界中のどこでも無農薬で栽培する事ができ、農地を増やすことで地球環境を改善し、自然災害減少に貢献できます。
更に長期貯蔵に優れる玄米の流通が、世界の食糧問題も改善します。
発芽酵素玄米ご飯を主食にすることでアレルギーや病気を改善し、世界中の医療費負担を軽減します。
2013年「和食」が世界文化遺産登録されました。
HIRYUでは、世界中の一人でも多くの方に“発芽酵素玄米ご飯”を知って頂き、地球環境と健康に貢献し、食文化の革命となることを確信し、日夜研究に励んでおり、やむことはありません。
HIRYU式発芽酵素玄米ご飯は、十分なエネルギー、豊富な栄養の他に炊き上がりから糖尿病やメタボリックシンドローム、ダイエットに貢献できる低GI値25を実現しており、大量に生成される良質なメラノイジンは抗酸化作用(癌などを抑制)があるこの上ない主食となる炭水化物です。

各主食150g中に含まれる栄養素
見直される米食と研究の最前線

米食中心の子どもはIQが高い!?

脳の栄養となる糖質を米が効果的に供給し、神経細胞「ニューロン」を活性化させることがわかってきています。
米食はパン食よりも低GI*・低脂質であることにより、安定して細胞成長のエネルギー源であるブドウ糖を供給できることから、脳細胞の成長を助けます。
*GI=Glycemic Index(グリセミック・インデックス;血糖上昇指数)の略で、GI値が低いほど食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。
日本の白米ご飯のGI値は精白パンよりも低いと報告されており(白米ご飯:精白パン=68:100)、米食中心の子どもたちの方が脳細胞の量が多くなることから、IQ(知能指数)も高いという結果がでています。

米タンパク質が血糖上昇を抑えて腎臓負担の軽減へ

米の主成分はデンプンであり、タンパク質の含量が低いことから、タンパク質供給源としての価値はこれまで軽視されてきました。
しかし、現代人の食生活において食品別に見ると、タンパク質供給源として、米は肉・魚に次いで実は3番目に多く、主食となる重要性からも米タンパク質の機能性評価が始まっています。
米に含まれるタンパク質が小腸で作られる「インクレチン」というホルモンを活性化させて、すい臓に指令を送り、インスリンの分泌を促進することがわかってきました。
このようにして作られたインスリンが血糖値の上昇を抑えて腎臓の負担を減らし、糖尿病をはじめとする腎疾患の予防に役立つことが期待されています。

米食が肝臓と血液中のコレステロール値を下げる?


米に含まれる成分が肝臓の遺伝子を活性化し、コレステロールから胆汁酸への代謝を促すことが明らかになってきました。
さらに、胆汁酸がコレステロールとして再吸収されることを抑制し、肝臓および血液中のコレステロール値を下げる機能をもつ可能性がみえてきました。
米食がメタボリックシンドロームを予防し、動脈硬化症などのリスクを減らすことが期待されています。


お米のレジスタントスターチが腸内環境の改善に貢献?

お米に含まれる難消化性のデンプン「レジスタントスターチ」は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維両方の特長をもち、小腸での消化・吸収を免れて大腸に届き、腸内環境を整える働きをしていることがわかってきています(下表参照)。


とくに玄米はデンプン質の多い胚乳のまわりをタンパク質などでつくられる細胞層「アリューロン層」で覆われているため、この層の内側にあるデンプンは消化酵素アミラーゼの分解を受けにくく、白米よりも大腸の奥にまで届くことができます。
このレジスタントスターチは、大腸内で発酵し、ヒトの健康にとって有益な短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)を生み出して腸内をキレイに保ち、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の仕事を手伝います。
さらに良いことに、レジスタントスターチには、大腸疾患との相関が報告されているフェノール化合物の発生量を低下させることがわかりました。
大腸疾患をおこすフェノール化合物の発生原因は、大腸内の未消化タンパク質と悪玉菌です。
肉食の多い食習慣を持っている人は、大腸内に未消化のタンパク質を溜めやすく、これを悪玉菌がエサにして、フェノール化合物と呼ばれる大腸疾患の原因物質を生み出します。
玄米食は、この有害なフェノール化合物の産生量を減らす作用をもつことから、日本人に増えている大腸癌のリスクを軽減してくれる、非常に有益な食べ物といえます。

お米に特有のポリフェノールが脳内ストレスを減らし幸福感を高める!

「天然の完全食」といわれる玄米にはビタミンやミネラルをはじめ様々な抗酸化物質、微量元素、食物繊維など多彩で豊富な機能性成分が含まれています。
その中で、米の油分に特異的かつ高濃度に含まれる機能成分「γ(ガンマ)-オリザノール」が、動物性脂肪を食べたくなる脳内ストレスを減らし、さらに、おいしさや幸福感を感じる力を高めることがわかってきました。
6時間発芽した玄米には白米の約24倍ものγ-オリザノールが含まれているため、玄米を炊く前に発芽することが推奨されます。
生活習慣病との関連が深い動物性脂肪を求める欲求をブロックすることで、糖尿病や肥満症などメタボリック・シンドロームの予防や改善に役立つことが期待されています。

米糠から2種の抗癌成分を発見!癌患者に玄米食を推奨

琉球大学名誉教授の伊藤悦男先生(医学博士)は、玄米の糠層抽出物から癌細胞を死滅させる強力な作用をもつ2種類の成分、RBA(多糖類に分類されるα-グルカンの一種)とRBF(リポタンパク質)を世界で初めて発見し、祖先から与えられた伝統食である玄米に優れた抗癌性が潜んでいたことを明らかにしました。
なお、RBAは機能的にキノコ類に含まれるβ-グルカンに勝るとも劣らない免疫賦活効果を示すことで癌細胞を撃退するのに対し、RBFは癌細胞にアポトーシスと呼ばれる細胞死(細胞の自殺)を起こさせる性質をもつことが判明しています。
ところが、悲しいことに、玄米に発見されたこれらの凄まじい抗癌力は、発見当時のバブル崩壊による経済的障壁と行政による新しい抗癌成分への拒否反応の壁に立ち塞がれ、国民に浸透されずにいるのが現状です。
今こそ、日本人の伝統的な玄米食に再帰すべき時を迎えているのではないでしょうか?

白米・玄米・発芽酵素玄米ご飯の違いとは?

※分搗きを分かりやすくしたイラストなので成分の境界は厳密ではないことを御了承下さい。

精白米
玄米から糠層と胚芽をすべて取り除いたもの。
栄養も殆ど失い95%がデンプン質になります。

胚芽米本来は胚乳に栄養のある胚芽だけを残したものですが、胚芽だけ残す精米技術が難しく、七分搗きとの精米基準の曖昧さや七分搗きでも一部胚芽が残ること、最近では「白米より栄養があり、これまでの炊飯器で玄米より美味しく炊けるご飯」としてブランディングされた商品などの販売も始まるなど、七分搗きと胚芽米の区別がなくなりつつある傾向にあります。

七分搗き
糠層と胚芽を七割取り除いたもの。

五分搗き
糠(ぬか)層である果皮・種皮・糊粉(こふん)層と胚芽を半分取り除いたもの。

玄米
籾殻(もみがら)を取り除いたもの。

発芽酵素玄米
発芽した玄米に小豆と塩を加えて炊飯したご飯のこと。
HIRYUでは癌を抑制する抗酸化物質メラノイジン生成と血糖値上昇を抑えた低GI値を実現した炊飯方法を考案しました。(特許出願準備中)

生長機能を失った農産物の普及と不妊治療の増加

精白していない米種子を玄米といい、黒褐色の堅い果皮が外敵から守り、薄いフィルム状の種皮が水分や酸素を調節し、タンパク質と脂肪から成る糊粉層は主成分でデンプン質の胚乳を包み、発芽する際には糊粉層に含まれる酵素がデンプンを分解し、ブドウ糖に変えて、胚乳との境界にある胚盤がブドウ糖を吸収し、胚芽を生長させます。
(研ぎ汁が白く濁るのは糊粉層が脱落したものです。)
「米に健康と書いて糠(ヌカ)」と読むのに対して「米が白いと書いて粕(カス)」と読むように、精米すればする程に糖質だけになるので食べやすくはなりますが、栄養と生長機能を失い、発芽もできず、賞味期限も短くなります。
お米に限らず、小麦なども同様です。
最近は果物にしても「種無し」が多くなり、野菜も一度しか収穫できないF1種が殆どです。
国民の2組に1組が不妊に悩んでおり、3組に1組が治療している傾向に食の影響が懸念されています。
HIRYUでは、農薬や化学肥料を使用せず、生長機能を失っていない還元力のある農作物に拘った酵素玄米菜食を指導させて頂いており、これまでに不妊治療を何度しても出産まで辿りつけなかったカップルが何組も念願の子宝に恵まれています。
不妊でお悩みの方は、是非1年間ほど食を改善してみて下さい。
何度も不妊治療されている女性には特にカラダを休ませる意味でもお勧めします。
他にも、幼い女子が早すぎる初潮、乳房が膨らんでしまう男子、男性の乳癌など、鶏・豚・牛・羊など畜産に使用される肥育ホルモン剤が原因ではないかという報道もされています。
カラダの細胞や組織は食べたものでつくられており、いつの時代にも起こる健康問題の背景には食の影響が大きく関わっており、食産業と医療産業は日々発展・進化をし続けています。

精白米はビタミンやミネラルなど95%の栄養素を失っている!

デンプンは唾液に含まれている消化酵素(アミラーゼ)によって麦芽糖に分解され、分解できなかったデンプンは十二指腸で膵液によって麦芽糖に分解され、小腸で消化酵素マルターゼによって麦芽糖からブドウ糖に分解され、小腸の毛細血管から吸収され、肝臓で一部は貯蔵多糖グリコーゲンとなり大人で100~120gまで蓄えられ、残りはエネルギーとなり、余分なブドウ糖は脂肪になります。
糖質の1日の必要量は100gです。
白米ご飯1膳150gからは55.2g、玄米ご飯1膳150gからは51.3gの糖質に変わります。
糖質量を比較するとあまり変わりませんが、糖質の吸収度合い(食後の血糖値の上がりやすさ)が異なるため、これをGI値で比較します。
GI値(グリセミック・インデックス)とは、ブドウ糖50gを摂取してからの血糖値(血液中のブドウ糖濃度を示す値)を2時間測定し、血糖変動曲線を描くグラフ面積を100%とした場合に被験食品のグラフ面積が何%あるかという数値であり、70以上は高GI値、56~69は中GI値、55以下は低GI値と区分される健康目安の指標です。
パン(フランスパン93、食パン91、)や麺(うどん85、ラーメン73、パスタ65)、ジャガイモ91など主食とされる炭水化物は糖質に変換されるため、どうしてもGI値が高いので太りやすく、更に日本人は膵臓のβ細胞機能が弱い傾向があり、インスリンを分泌する能力が欧米人の約半分とされる人もいます。
高GIの過食が続くと、血糖上昇の度合いに合わせ、ほぼ比例して分泌されるインスリンが枯れてしまい、糖尿病を始め色々な病気を発症させてしまいます。


前述の通り、戦後から米食離れが進み、反対に肉食と乳製品の高タンパク質・高脂質の食事が明らかな増加傾向をみせている現代人には、15種類の栄養素が欠乏状態にあることを示しました。
そこで、この深刻な欠乏状態を改善し、病気やアレルギーを未然に防ぐ、又は改善する最も簡単な手段として、主食を発芽酵素玄米ご飯に切り替えることの有用性を示します。
厚労省が行っている国民健康・栄養調査(令和元年報告書)によると、現代人の平均的な1日の米摂取量は297gであり、茶碗2膳分のご飯に相当します。
上記で説明したように、精白米には栄養素がほとんど含まれていないため、この茶碗2膳分のご飯を白米ご飯から「発芽酵素玄米ご飯」に切り替えることで、15種類の栄養素のうち半分以上にあたる8種類(カリウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、食物繊維)が充足されることになり、大幅な栄養改善ができます。
「日本人の食事摂取基準2020年版」における各栄養素の1日の摂取目標量を0.0とし、その基準となる栄養摂取量からどの程度の割合で過不足が生じるかを、年代別・男女別にグラフに表すと以下のようになります(0.1目盛りは10%に該当)。
0.0より数値が高ければ、摂取目標量以上に栄養素を摂れていることを意味します。
アレルギー・不妊・発達障害・癌・糖尿病・認知症など「食源病」といわれる現代病の発症リスクを減らすためにも、賢い主食の選択をしましょう。



玄米の糠と胚芽は機能性成分の宝庫!

γ (ガンマ)-オリザノール
米糠の脂質に含まれ、抗酸化性と耐熱性に優れていることから食品添加物の酸化防止剤として利用されています。
コレステロールの吸収を抑制し、更年期障害や自律神経失調症の改善効果に優れており、医薬品としても利用されるほか、ビタミンCほど効果はありませんが、美白効果もあり、紫外線防止の化粧品にも利用されています。
また、皮脂腺賦活作用があり、1%含有軟膏の塗布により乾皮症やアトピー皮膚炎の症状の改善が見られ、アナフィラキシー反応(抗アレルギー)なども抑制し、炎症性腸疾患症状緩和にも有効です。

γ -グロブリン
日本では合成洗剤が普及するまで、界面活性剤の役割として、糠に含まれるタンパク質の γ-グロブリンや研ぎ汁に含まれる乳酸菌を洗剤代わりにしてきました。
γ-グロブリンや乳酸菌は、体内に侵入してきた細菌や有害物質である抗原から守る白血球やマクロファージといった免疫細胞の抗体成分であり、脊椎動物の感染防御機構において重要な役割を担っています。

アラビノキシラン
植物繊維のセルロースよりも高分子の糖質ヘミセルロース成分中に含まれる多糖類です。
リンパ球の一種ナチュラルキラー細胞を活性化させ、腫瘍細胞に結合し、腫瘍細胞のDNAを破壊するとされており、ガン治療や免疫機能向上の研究が進んでいます。

RBA(Rice Bran A)
免疫細胞の活性化による抗癌作用をもちます。

RBF(Rice Bran F)
癌細胞にアポトーシス(細胞の自殺)を引き起こすことによる抗癌作用をもちます。

γ-アミノ酪酸
γ(gamma)-aminobutyric acid の略称 GABA(ギャバ)と呼ばれています。
玄米が発芽する際、20種類あるアミノ酸のうち、遊離グルタミン酸からグルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)の作用により分子転換してつくられ、発芽時間に比例してGABA生成量が多くなります。
GADは、胚に最も多く含まれ、精米粒には胚に比べて0.35%のGAD活性しかないため、白米はほとんどGABAを含みません。
グルタミン酸が興奮性の神経伝達物質であるのに対し、GABAは抑制性の神経伝達物質であることから、ストレス低減作用や血圧上昇抑制効果をもつ機能性成分として脚光を浴びており、ヒトに対するリラックス効果を報告した先行研究より、GABAの有効摂取量は約30~100mgとされています。
1日にりんごなら1個300gとして約32個分摂る必要があるのに対し、発芽酵素玄米ご飯なら茶碗2杯分(1杯150gとして計算)を食べれば有効摂取量を得ることができます。

フェルラ酸
植物の細胞壁などに存在するファイトケミカルである事から、優れた抗酸化作用があり、酸化防止剤としても利用されています。
抗癌作用、血糖値・血圧降下作用、脳神経保護作用(記憶向上作用)があり、ビタミンCやビタミンEと共存するとより効果的です。

イノシトール
フィチン酸は酵素フィターゼによりイノシトールとリン酸に分解されます。
イノシトールは、肝機能改善、動脈硬化予防、高脂血症改善の効果があることから、「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれています。

フィチン
植物種子などのリンの貯蔵形態であり、抗酸化作用、抗癌作用、抗腫瘍作用、老化遅延効果、排毒排泄作用、尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成の抑制が期待され、研究が進められており、イノシトールと同時に摂取すると効果的とされています。

「フィチン酸が体内のミネラルを奪ってしまう」という間違った知識

1925年の研究から、抽出した「フィチン酸」を食品中のミネラルやタンパク質に添加したところ、強く結合したことから、玄米の胚芽や表皮に含まれる「フィチン」も強いキレート作用(金属イオン結合作用)により、体内のミネラルを結合して排泄してしまい「ミネラル欠乏症に陥るから玄米は体に悪い」という、古く誤った情報が拡散されています。
まずは「フィチン」と「フィチン酸」の違いを説明します。
「フィチン」は、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、リン酸などのミネラルと結合しているバランスのとれている状態であり、それ以上ミネラルを結合することはありません。
「フィチン酸」は、フィチンからカルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどミネラルを取り除いたものであり、自然界には存在しません。
玄米に含まれているのは、フィチンであり、フィチン酸ではありません。
玄米のみならず、ゴマ・大豆・ピーナッツ・いんげん豆・えんどう豆・大麦・小麦・ひまわり・ココア・トウモロコシ・・・など色々な食品に多く含まれています。
なお、体内で消化途中にフィチンからフィチン酸に分解されますが、体内のミネラルと結合して排出されることはありません。
このことは幾つもの論文から「フィチン酸のキレート作用によるミネラル欠乏のリスクはない」ことが証明されており、フィチンはミネラル欠乏どころか、逆にミネラル吸収効率が上がることも証明されており、更にフィチンの消化過程で生じたフィチン酸は、現代医学において抗癌作用、心臓・血管疾患の予防効果があるとされ、特に癌に対しては天然抗癌物質IP6として注目され、これに関わる多くの書籍が出版され、書店に並んでいます。

GI値(グリセミック・インデックス)の測定

上のグラフは、白米ご飯、玄米ご飯、HIRYU式酵素玄米ご飯のGI値を測定した結果です。
白米ご飯は殆どがデンプン質なので高GI値88になりました。
玄米ご飯は、食物繊維・ビタミン・ミネラルが多く含まれているので高GI値77になりました。
従来の圧力鍋で炊飯した酵素玄米ご飯は、小豆の糖質が加わるのでGI値が高くなるように思われますが、メラノイジン生成に糖が使われるため玄米ご飯よりやや低い高GI値74となりました。
HIRYU式酵素玄米ご飯は、炊き上がりからメラノイジンが大量に生成されるので低GI値25となりました。
HIRYU式酵素玄米ご飯は健康的かつ経済的でもあり、日本のみならず、世界に貢献できる主食として研究を進めています。

GI値やGL値の情報についての注意

GI値は、血液中のブドウ糖濃度を示す血糖値が直接反映されるものなので、総体的な食事をした被験者の血糖値を測定するのが本来です。
しかし、ご家庭でその都度測定するのは不可能な事から、主食となる炭水化物の割合が多い米類・パン類・麺類などに目安となる数値を設定し、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの予防に役立てる事を目的としています。
炭水化物含有量が少ない野菜などは、これらと比較するには適当でない事から、GI値×炭水化物量÷100で計算するGL値(グライセミックロード)もありますが、調理方法や複数の食材の組み合わせ、食べる順番でも血糖値は大きく変化しますし、低GI値の食品であっても、摂取量が多ければ血糖値が上昇します。
ブドウ糖と同時に水分を摂取すると小腸へ素早く移動するので血糖値が上昇しやすくなる事や、直接吸収されるブドウ糖に対して代謝経路が多く、血液中濃度がブドウ糖の500分の1ほどしかない果糖を始め、ショ糖、麦芽糖、乳糖などブドウ糖に変換されない糖質や脂質がGI値やGL値に対象とされていない事、運動量や代謝速度の違い、臓器や細胞の機能性の個人差、そして何より数値はガイドラインであり本人の測定数値でないと意味がありません。
情報が拡散されているGI値やGL値の一覧表を見る時は、被験者の状態、引用元、人種や食品の性質が違う海外データではないかなど、よく確認する必要があります。
HIRYUでは実際にGI値を測定し公開しています。

HIRYU式 発芽酵素玄米ご飯とは

還元力のあるHIRYUの無農薬の玄米小豆を専用炊飯器 発芽酵素玄米炊飯器 Premium New 圧力名人 SPで発芽させて炊飯することで、 アクリルアミドを発生させず、アミノ酸(アスパラギンやグリシンなど)とブドウ糖によるアミノカルボニル反応の一種であるメイラード反応を起こし、 褐色物質メラノイジンを生成し、ご飯を赤く炊き上げます。
これまでは、メラノイジン生成に72~74℃の保温で3~4日間の熟成期間が必要な上に、熟成させた分だけ水分量が損なわれてしまい、 賞味期限が8日程でしたが、 発芽酵素玄米炊飯器 Premium New 圧力名人 SPは炊飯時からメラノイジンを大量に生成できるので、炊きたてから召し上がれて、 更に20日経っても90%も水分量が保持できるので、1度の炊飯で20日間も召し上がる事ができます。

メラノイジンは抗酸化作用、活性酸素消去活性、ヘテロ環アミノ化合物(発癌物質)に対する脱変異原活性( DNA や染色体に損傷を与え突然変異を起こす物質を変異させる効果)があります。
またメイラード反応によって生じたアミノ酸の一種であるトリプトファン・グルコース反応液の抗酸化能は、ビタミンEよりも強く、合成抗酸化剤のBHA、BHTに匹敵する効果があるとされています。
味噌・醤油・酢・味醂・納豆などの発酵食品の着色もアミノカルボニル反応によるメラノイジンであり、着色度が高いほど効果は高く、 β-カロテンやビタミンCが含まれる生野菜や漬物など副菜を付け合わせる事で、完全食となり、あらゆる病気やアレルギーの抑制効果が期待されており、 太りすぎや痩せすぎの体重を適正体重に戻しながら健康的なカラダをつくりだします。

メラノイジンの多彩な生理機能要点(日本栄養・食糧学会誌"メラノイジンの生理機能"参照)

肝臓及び血液のコレステロール低下作用
耐糖能改善効果(血糖値の急激な上昇を防ぐ⇒糖尿病予防)
インスリン分泌促進(糖尿病予防)
アンジオテンシンⅠ変換酵素の活性阻害(血圧上昇抑制)
リパーゼ(脂質分解酵素)活性阻害(肥満や高脂血症予防)
効酸化作用(還元力が強い)
活性酸素消去能
発癌物質ニトロソアミン生成抑制

HIRYU式 発芽酵素玄米ご飯はメラノイジンが多いので抗酸化力[還元力]が高くなります

酸化とは
体内細胞の水素イオンが奪われている状態なので、細胞や組織が酸化してしまい、老化、病気を促進させます。

還元とは
酸化した細胞に水素イオンを与え、元の細胞に戻すので、老化、病気を改善させます。

酸化還元電位(Oxidation-reduction Potential; ORP)とは
酸化させる力と還元させる力との差を電圧(mV)で測定します。
酸化力が強いほど電圧値はプラスになり、還元力が強いほど電圧値はマイナスになります。
例えば、この日測定の水道水の場合、+512mVの酸化傾向にあります。
入浴後に化粧水を使う理由は、肌から奪われた水素イオンを補う為です。
血液のORPは+250mV以下です。
血液を酸化させずに還元する為には+250mV以下の食事や入浴が健康の秘訣です。

HIRYU式酵素玄米ご飯の炊きたてのORPを測定した結果は+196mV!
還元しているご飯ができました。
炊飯に利用される水はEM WATERを推奨しています。
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EM WATER 推奨の理由


「水道水」「EM WATER」「ナチュラルウォーター」を使ってHIRYU式酵素玄米炊飯しました。
健康によいとされる酵素玄米ご飯は乳酸菌が豊富です。
乳酸菌は、リンパ球(T細胞・B細胞・NK細胞・形質細胞)、マクロファージ、好中球(ミクロファージ)、樹状細胞など免疫細胞の働きを助け、免疫力をアップさせ、それらが血管に浸透して酸化している組織や細胞の隅々にまで還元し、体質を改善する働きがあります。
プレート左は、炊飯前発芽後の玄米と小豆と塩の浸水液試料を塗布し、培養した乳酸菌検出培地ですが、EM WATERでは乳酸菌が増えて活発化した(培地色が黄色)のに対し、ナチュラルウォーターでは乳酸菌が全く増えませんでした(培地色が紫色)。
意外にもナチュラルウォーターより水道水の方が乳酸菌が増えることがわかりました。
プレート中央は、純水で10倍に希釈した試料を用いた乳酸菌検出培地ですが、こちらでは水道水でも乳酸菌がほとんど増えませんでした。
プレート右は、純水で100倍に希釈した試料を用いた乳酸菌検出培地ですが、EM WATERは10倍に希釈した時とほぼ変わらず、体質改善に非常に効果が期待できます。
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発芽酵素玄米ご飯は完全食と言われています。さて本当なのでしょうか?HIRYU食学博士の実験レポート

①2017年8月3日~2018年1月24日まで175日間 発芽酵素玄米菜食だけを摂取した検査結果
②2018年1月25日~2月5日まで12日間 発芽酵素玄米ご飯だけを摂取した検査結果
③2018年2月6日~3月11日まで34日間 発芽酵素玄米菜食だけを摂取した検査結果


上記検査項目以外に毎日同時刻に血圧、安静時心拍数、体重、体脂肪、体温を計測しました。
酵素玄米菜食の判定は想定通り非常に良い結果でした。
メラノイジンがしっかり生成されている酵素玄米ご飯は完全食と言われている事から、酵素玄米ご飯だけを12日間食べ続けた結果も、主成分が炭水化物とは思えない良い結果となりました。
この他にも被験者2名に10日間酵素玄米ご飯だけを食べ続けた実験結果も同様でした。
しかしHIRYUでは、酵素玄米ご飯に野菜や果物からビタミンCとβ-カロテンを必ず摂る事をすすめており、酵素玄米菜食を完全食としています。
正常値でない人は、是非、無農薬・無添加に拘った酵素玄米菜食を一カ月間試してみて下さい。体質改善が実感できるはずです。
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果物からのビタミンCとβ-カロテン摂取はジューサーがおすすめ!☞CLICK

医療も通信の時代!HIRYUでは血液検査サービスを提供販売しています!
自宅で検査を行い、検査結果は1週間以内に携帯電話かパソコンでスピード確認でき、1週間後には検査結果が自宅に郵送されます。
気になる事があれば食事を中心とした生活習慣のメールサポートを受けられます。
サービスを継続する事で、どのような生活習慣が健康に善いのか悪いのか実践から学べる様になり、健康についての知識や関心が高まり、健康を維持できる様になります。
異常値が改善できない場合は、病院で診察を受け、悪い項目が明確なので早期治療が可能となり、無駄な検査費用も軽減できるので、大病予防に最も効果的な対策です。
1年に1度の健康診断では早期発見が間に合わない程に病気の進行が早い時代です。
癌保険や生命保険など病気になってからの対策よりも、病気にならない為の予防が大切です。
検査は自宅で!保険よりも予防!
HIRYUの健康サポートサービスを是非ご活用下さい。☞CLICK

HIRYU式発芽酵素玄米菜食を534日間続けた腸内細菌検査結果

被験者は、HIRYU式発芽酵素玄米菜食を始める前までは、動物性食品を摂取しており、主食も白米ご飯とパン食でした。
約1年半の間、発芽酵素玄米菜食を継続した結果、毎日便通があるようになり、おならの回数が増え、便から小さな気泡が出ている様子からも腸内発酵していることが明らかに分かるようになりました。
体調の変化としては、風邪を引かなくなり、花粉症のアレルギー症状も随分緩和されました。
腸内細菌検査の結果に着目してみると、健康長寿な人に多く存在するといわれ、高い免疫力維持に関わる酪酸菌(第3の善玉菌として注目されています)が合計で約37%を占める(平均値の約2~3倍多い)ことが分かりました。
この結果は、食物繊維のほか、玄米に含まれる難消化性のデンプン「レジスタントスターチ」やメラノイジンによる善玉菌を活発にして増やす効果によって得られたと考えられます。
また、2019年に、大腸癌患者にフソバクテリウムが特に多く存在することが論文発表されましたが、今回の検査でフソバクテリウムは検出されなかったことから、大腸癌リスクの低いキレイな大腸を維持しているといえます。
以上の腸内細菌検査結果から、発芽酵素玄米菜食が腸内にはたらきかけ、免疫力をサポートする酪酸菌を増やすと考えられました。
健康の秘訣は、主食炭水化物を低GIで腸内善玉菌を増やす発芽酵素玄米ご飯に変えることです。
健康に不安のある方は、発芽酵素玄米食を食事習慣に導入してみて下さい。
なお、被験者の腸内細菌のタイプは、草食動物から見つかった食物繊維の分解に関わる細菌が多いルミノコッカス型でした。
今回の腸内細菌検査で検出された金の種類と特徴、存在割合を下表にまとめましたので、ご参照下さい。
表中の「測定値」は被験者の今回の検査結果を示し、「平均値」はこれまでに検査を受けた人全体の平均値を示します。


現代病の主な一因に、身体の糖化があります。
身体を糖化によるダメージから守るためには、血糖値スパイクを起こさないことが極めて重要です。
血糖値スパイクとは、食後血糖値が急激に上昇して200 mg/dLを超えた後、今度は急降下して、場合によっては一時的な低血糖状態を引き起こす、急激な血糖変動によって形成されるスパイク状の血糖値曲線のことをいいます。
ちなみに、身体が糖化しやすくなる血糖値域は160 mg/dL以上といわれているため、食後血糖値を160 mg/dL未満に抑える食事の献立をすることが大切です。
普段の生活習慣のなかで、自分の身体が血糖値スパイクを起こしているかどうかを調べる方法として、持続血糖モニタリング(CGM; Continuous Glucose Monitoring)があり、HIRYUが推奨する食事スタイル「発芽酵素玄米菜食」が身体に糖化のダメージを与えないことを確かめるために、食学博士(36歳)自らが被験者となり、14日間のCGMを行いました。
その結果、上図に示す通り、血糖値スパイクを起こした回数は0、低血糖状態に陥った回数も0、14日間の平均血糖値は96 mg/dL、推定ヘモグロビンA1c値は5.0%という非常に良好な数値を得ることができました。
この結果からも、発芽酵素玄米菜食が完全食である所以が分かります。
血糖値が高めの方や糖尿病の方も、ぜひ、「発芽酵素玄米菜食」を継続して、血糖値の変化と体調の変化の様子を見てみて下さい。

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