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クエン酸は、レモンや柚子などの柑橘類や、梅干しや酢などの酸味のもととなっている「酸」です。
シャボン玉のクエン酸は、さつまいもや、とうもろこしなどのでん粉を発酵させて製造されています。
クエン酸は無色無臭の安全な物質で、酸性のため、アルカリ性の汚れに効果的です。
クエン酸を使ったお掃除のすすめ
水回りのお掃除、電気ポットや電気ケトルの水アカ取り、トイレの黄ばみ汚れのお掃除などいろんな場面で使えて、環境にも優しいクエン酸。
クエン酸は酸性のためアルカリ性の汚れに強く、酸性の汚れに強い重曹(弱アルカリ性)や酸素系漂白剤(弱アルカリ性)と使い分けることで、より快適にお掃除していただけます。
クエン酸が得意とする汚れは、
●水アカ汚れ
●石けんカス(洗濯・蛇口など)
●アンモニア汚れ(トイレの黄ばみ)
●掃除やお手入れ(電気ポットや加湿空気清浄機など)
などです。
クエン酸の使い方
●水槽や洗面台、トイレなどのひどい水垢に
水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を溶かし、クエン酸水を作ります。
霧吹きスプレーなどに入れると便利です。
クエン酸水を水アカ汚れに直接吹きかけて拭き取り、その後よく水洗いをします。
頑固な汚れには、吹きかけた後10分間ほど放置してから水洗いをして下さい。
●電気ポットに
ぬるま湯1Lに対してクエン酸約20gを溶かして入れ、満水目盛りまで水を張ります。
ふたをしめて沸騰させ、1時間ほど放置したあと、中身を捨てます。
クエン酸のにおいをとるため、最後に水だけを沸かして捨ててください。(ポットの場合、注ぎ口から捨ててください)
●加湿器フィルターの掃除に
口の広いバケツに水3L:クエン酸20gの割合で混ぜ、取り外した加湿トレーや加湿フィルターを約2時間つけ置き洗いします。その後、2~3回新しい水ですすぎ洗いします。
※塩素系の製品と一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険です。
HIRYUのホールで、きれいな水を循環させ、空気清浄機の役割を果たしてくれている水槽。
植物や野菜を育てたり、アクアポニックスを作ったりと、大活躍しています。
ただ、長年使っているため、炭酸カルシウムなどの成分がこびりついた水垢が蓄積してしまいました。
普通のスポンジや洗剤はもちろん、研磨スポンジなどを使ってもほとんど落ちない白い汚れを、クエン酸で掃除しました。
写真“Before”の状態だった水槽を、水にぬらしたスポンジに粉のクエン酸をふりかけ、こすります。
ゴシゴシと強く磨かなくても、キュッキュと拭き取るだけで、“After”の状態になりました。
環境にも優しいナチュラル素材で、簡単にお掃除ができます。
●シャボン玉クエン酸の代用として、お酢でも同じ効果は得られます。
ただ、お酢はにおいが強いため、気になる方は無色無臭のクエン酸でお掃除することがお勧めです。
●シャボン玉のクエン酸は、食用として使用することはできません。
市販されているクエン酸は、医薬品、食品添加物、工業用品、飼料などに分類されます。
成分の品質による分類だけではなく、各用途を管轄する法律や規格基準に適合しなければなりません。
シャボン玉のクエン酸は、食品添加物の認可を取っていないため、食用として使用することはできません。
●クエン酸が固まってしまった場合は、崩して使用ください。
クエン酸は吸湿性の高い原料なので、未開封の場合でも保管場所や保管状況には十分にご注意ください。
ナチュラルクリーニングシリーズとは
身近な素材や、環境負荷が少ない素材を使ったお掃除・お洗濯のことを「ナチュラルクリーニング」といいます。
使い方をマスターすれば、お家のいろいろな場所で使えて、汚れ落ちもしっかり。
使ったあとでも、微生物が分解しやすい物質、分解の必要がない物質なので、環境への負担が少ないのも魅力です。
●クエン酸(300g) しつこい水あか汚れや便器の黄ばみに CLICK
●重曹(680g) 洗浄・研磨・消臭。 毎日の油汚れ、におい取りに CLICK
●酸素系漂白剤(750g) 酸素の発泡パワーで汚れスッキリ CLICK
●せっけんクレンザー(160g) 石けんと研磨材のダブルの洗浄力でピカピカに CLICK
商品詳細
【成分】
クエン酸
【保存方法】
直射日光を避けた、冷暗所が最適です。
浴室などの高温多湿な場所は避けてください。
湿気を吸うと、固まります。開封後はきちんとチャックを締めて保管してください。
(固まったクエン酸は、ほぐしてご使用いただけます。)
【使用用途】
・水回りのお掃除
・電気ポットや電気ケトルの水あか取り
・トイレの黄ばみ汚れ など
※塩素系の製品と一緒に使う(まぜる)と
有害な塩素ガスが出て危険です。
塩素系の製品とは併用しないでください。
※食用ではありません。
【以下のものには使用しないでください。】
・白木 ・通電部分
・漆器 ・水がしみこみやすいもの
・塗装面 ・水ぶきできないもの
・大理石などの石材
・金属全般(ステンレスは可)
・液晶画面
・塩素系の製品