酸化還元電位検査済
HIRYUでは、マルチ水質測定器「SATO TECH MJ-7200」を用い、各農作物の酸化還元電位測定検査を行っています。「酸化」は物質から電子を奪う反応を指すのに対し、「還元」は物質に電子を与える反応を指します。
現代人の病気の約8割の原因に「酸化」が関与しているといわれています。
酸化させる力と還元させる力の差を電圧差として表した数値(単位:mV)を「酸化還元電位(Oxdation-reduction potential: ORP)」といい、酸化力が強いほど数値はプラスになり、還元力が強いほど数値はマイナスになります。
不純物のない純水は、一定条件下*でORP数値が下図に示す平衡線を描き、pH 7.0の液体中では+305mVを示します。
この「純水のORP平衡線」を基準として、純水よりも高いORP数値をもつ水域を「酸化領域」、純水よりも低いORP数値をもつ水域を「還元領域」とよびます。
生物は体を構成する質量の大半を水分が占め、酸化によるダメージから身体を守るために体液を還元領域に保っています。
HIRYUでは、体を酸化させない食事を実現させるために、食材ごとのORP数値を測定検査し、「還元領域」の数値が確認された農作物のみをご提供しております。
*水温25℃、3.33mol/L KCl-Ag-AgClを比較電極とする測定器を用いた場合
ご注意)
ORPの測定数値は測定条件(水温、pH、比較電極の種類)によって異なるため、通常、学術論文においては、測定条件の違いを反映しない「標準酸化還元電位」として測定結果の数値を変換した数値を用いますが、HIRYUでは測定機器および測定者を固定しており、あくまで当店内の食材検査を目的としている為、測定数値を直接表示しております。
このため、測定条件の異なる他者が示すORP数値と比較することはできませんのでご注意下さい。