人口爆発に伴い地球の陸地の26%が食肉生産に利用されています。
1万年前に陸地の57%あった森林は、人間が農耕を始めてから2018年までに38%となり、世界の森林は1/3減少しました。
森林破壊の80%が主に畜産工業型食料システムに利用されており、哺乳類の94%が家畜になりました。
食品の年間生産量60億tに対して、食品ロスは25億t。
生産量の40%が廃棄されており、20億人分の食料に相当します。
先進国は飽食、途上国では8億人が飢えに苦しんでいます。
地球温暖化の原因である温室効果ガス排出量の最多を畜産が占めています。
更に食品廃棄による焼却は二酸化炭素を発生し、埋め立ては二酸化炭素の25倍以上の温室効果のあるメタンを発生します。
食品ロスによる温室効果ガスの割合は、自動車の排出量とほぼ同量、地球全体の8%-10%を占めています。
飽食をやめ、食品ロスをゼロにできれば、家畜を減らすことができ、家畜利用した農地で8億人の飢餓を十分に救うことができます。