※上記の炭水化物の目安量は、一般的な健康維持を目的とした推定量です。個人差がありますので、年齢、性別、体格、活動量に応じて調整してください。
※乳児期(0~11か月)は母乳または育児用ミルクの炭水化物量を基準に算出しています。授乳量や離乳食の進み具合によって必要量は変動します。
※妊婦・授乳婦は、エネルギー消費の増加に応じて炭水化物の目安量が増えます。体調や医師の指導に合わせて調整してください。
※炭水化物は糖質と食物繊維を合わせた総称です。糖質は主にエネルギー源として、食物繊維は腸内環境の維持に役立ちます。
炭水化物
炭水化物とは
炭水化物は、「糖質+食物繊維」の総称で、私たちの体にとって重要なエネルギー源となる栄養素です。
ご飯、パン、麺、芋類、果物などに多く含まれています。
糖質はすぐにエネルギーとして使われ、食物繊維は腸内環境を整える働きがあります。
炭水化物の働き
炭水化物は主に、体や脳が活動するための燃料になります。
特に脳はほとんどブドウ糖しか使えないため、炭水化物を適切に摂ることが重要です。
また、食物繊維として摂ると、便通改善や血糖値の急上昇を抑える効果があります。
さらに、腸内の善玉菌のエサとなり、免疫力や健康維持にも関与します。
炭水化物の過剰摂取
炭水化物を過剰に摂ると、体内で余った糖質は脂肪として蓄えられ、肥満や生活習慣病のリスクが高まります。
特に精製された白米や白パン、砂糖を多く含む菓子類の過剰摂取には注意が必要です。
炭水化物不足の症状
炭水化物が不足すると、エネルギー不足による疲労や集中力低下が起こりやすくなります。
また、糖質不足が続くと体は脂肪や筋肉を分解してエネルギーを作ろうとするため、筋力低下や体調不良を招くことがあります。
日常での理想的な取り入れ方
炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせた総称で、主に 主食(ご飯、パン、麺、芋類など) がエネルギー源となります。
野菜や果物、豆類にも炭水化物は含まれていますが、主食のように日常のエネルギー源としての量は少なめです。
また、お菓子やジュースも糖質を含むため炭水化物源ではありますが、血糖値を急上昇させやすい 高GI食品 であることから、主食としては理想的ではありません。
日常で理想的に炭水化物を取り入れるには、玄米や全粒粉製品、芋類、野菜、果物などをバランスよく組み合わせることが大切です。
これにより、糖質と食物繊維をバランスよく摂ることができ、血糖値の安定や腸内環境の改善にも役立ちます。
季節の食材を上手に取り入れると、より楽しく無理なく実践できます。
健康の秘訣は主食を低GI食品にすること
主食を低GI食品にすることも健康のポイントです。
HIRYUでは、消化吸収が穏やかで栄養価の高い発芽酵素玄米御飯(玄米・小豆・塩を高圧で炊飯した御飯) を推奨しています。
また、「HIRYUの玄米餅シリーズ」や「HIRYUの玄米麺シリーズ」も低GI食品の主食として、日々の主食として安心して取り入れられます。
高GI食品は控えめにし、自然で栄養価の高い炭水化物を中心にすることが、健康維持の基本です。
炭水化物を多く含む食品
ご飯、パン、麺類(小麦や米由来)
じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ
果物(バナナ、りんご、ぶどうなど)
豆類(大豆、あずきなど)
全粒穀物、雑穀、オートミール