
2025年10月22日21時フジテレビ『ホンマでっか!?TV「秋から始めるズボラお掃除術」』にて紹介されて以来、注目されているEMWとEM Bio.Romaに注文が殺到し、入手困難となり、高額転売まで発生するほどに注目されています。
注目された理由は2つ。
一つは、除菌・殺菌を中心とした従来の消臭方法から一歩進み、腐敗菌よりも発酵菌を優勢にする新しい消臭方法
もう一つは、「カビ太り」です。
エアコン・空気清浄機・トイレ・キッチン・風呂など...生活空間における部屋の臭いがカビの原因になります。
カビは、湿度が50%以上になると発生し、60%以上になると大量発生します。
湿度が40%以下になるとコロナやインフルなどウイルスに感染しやすくなるので、家庭やオフィスで加湿器を使うのが当たり前になりましたが、感染症は対策できても実は湿度が高くなり、カビが発生しやすい環境になっています。
カビが引き起こす主な病気
カビはアレルギー、呼吸器疾患、真菌感染症、さらには神経障害や発癌リスクの増加まで引き起こします。
・アレルギー性疾患:鼻炎、皮膚炎、喘息など。特に子どもや高齢者に多い
・真菌感染症:肺や皮膚に感染し、重症化すると命に関わることも
・シックハウス症候群:カビと化学物質の複合要因で、慢性的な体調不良を引き起こす
・カビ毒(マイコトキシン)中毒:長期摂取で肝臓癌や神経障害のリスク
・カビ毒(マイコトキシン):人体の細胞に蓄積されやすく、特に脂肪に溜まると痩せにくくなる「カビ太り」につながることがあり、通常のダイエットや運動では解消されにくい
コロナ流行以降急増しているのが肺炎です。
ウイルスを直接原因とするだけでなく、実はカビが肺に感染していると更に肺炎になりやすくなります。
健康の為に使っているはずのエアコンや空気清浄機、加湿器などのフィルター掃除を怠っていると、カビが体の細胞に取り込まれ、なかなかとれなくなります。
週に1度はフィルター掃除をして下さい。
それから風呂やキッチンなどの排水口掃除はできれば毎日して下さい。
カビが大量に発生している家庭ほど咳が出るはずです。
咳は、生活空間からカビを除去して湿度70%以上にすると静まります。
これからの季節の参考にしてください。
話を戻します。
EMWとEM Bio.Romaが注目された訳
コロナやインフルの流行と共に、次亜塩素酸ナトリウムを主成分に除菌・殺菌関連商品が飛ぶように売れていますが、除菌・殺菌は人間にとって有益な菌も除菌・殺菌しています。
ペットは自分のニオイがあると落ち着くと言われますが、それは自分の菌が周りに存在しているからであり、同じ動物である人間も同様です。
昔ながらの製法に拘った、酒・味噌・醤油・酢・味醂は、木造造りに漆喰の蔵に、長年棲み続ける酵母が主役となり、乳酸菌などの善玉菌と協力しあい、発酵空間をつくりだし、その果てに美味しいだけでなく健康に貢献できる食品を生産しています。
健康に有益な善玉菌が活躍できる「発酵環境」を整え、悪臭が発生しにくく、汚れが落ちやすく、そこで暮らす人々が健康で快適に過ごせる空間にしなければ長生きできません。
現代人はこうした知識がなく、健康に必要な善玉菌までも除菌・殺菌し、健康を害していることに気づかない人が多くいます。
蔵を参考に、除菌・殺菌を中心とした従来の消臭方法から一歩進み、腐敗菌よりも発酵菌を優勢にする新しい消臭方法を取り入れたのがEMWとEM Bio.Roma(通称ビオロマ)です。
コンセプトは「生活空間の発酵」です。
EMWとは
生きた酵母や乳酸菌、光合成細菌など有用微生物群を複合培養した原液です。
生きているので、浄水器で塩素を除去した水で、基本50倍に希釈して使います。
浄水器がない方は、水道水を太陽光に6時間あてると塩素はほぼ完全除去できます。
日光のない屋内の場合は、塩素量や気温の差があっても3日でほぼ除去できます。
EMWの常連さんは用途に応じて希釈率を変えて使用しているようです。
商品説明には「オレンジの香り」とありますが、主成分が有機酸(乳酸・酢酸など)なので、本質は酸っぱい匂いなので、EMWの濃度を濃くするほどに酸っぱい匂いがします。
希釈したらスプレイヤーで散布して下さい。
専用のスウィングスプレー500㎖に希釈する場合は、EMW大さじ1杯程度が目安です。
EM Bio.Romaとは
EMWを50倍に希釈し、オーガニックオイルで香り付けした、スプレーボトル入りのすぐに使える商品です。
オーガニックオイルには、ラベンダーとミントの2種類があります。
このオーガニックオイルは、言い換えるとエッセンシャルオイルです。
エッセンシャルオイル(精油)とは
植物の花や葉、樹脂などから抽出した芳香物質であり、植物によって香りだけでなく健康への効果効能があります。
フランスなど海外ではメディカル(医療)として、医師の処方に基づき、薬剤師がエッセンシャルオイルを調剤して、カプセルに入れて内服、座薬、湿布などの治療に使われます。
医療で使うエッセンシャルオイルをメディカルアロマといいます。
HIRYUでも121種類のエッセンシャルオイルと12種類の和精油、さらに、メディカルアロマのスペシャリストによって天然精油をブレンドして作られたブレンド精油やマッサージオイル、キャリアオイルなどを成分分析表を添付し、販売しています。
生活や健康に貢献するアロマ関連商品はこちらをCLICK
ラベンダーオイルの効果効能
主要芳香成分は、リナロールと酢酸リナリルです。
リナロールは、嗅覚刺激によってGABA受容体の活性を高め、緊張を緩和します。
酢酸リナリルは、揮発性が高く空間全体に広がりやすいため、香りの拡散性と持続性に優れています。
この2つを主成分にするラベンダーの香りが、嗅覚刺激を通じて脳内のセロトニン系に働きかけることで、副交感神経を優位に導きます。
これにより、不安・緊張・ストレスが緩和され、気分が安定しやすくなります。
心身が落ち着いた状態になることで、安眠を促し、集中力の向上にもつながります。
また、ラベンダー精油には抗菌・抗ウイルス作用があるので、空気中のウイルスや菌を清浄する芳香浴としても効果的です。
空間に広がることで、時間の流れや空間の広がりに対する感覚が変化し、「深呼吸したくなる空間」や「静寂を感じる場」が生まれます。
ミントオイルの効果効能
主要芳香成分は、メントールとメントンです。
メントールは冷感受容体を刺激して清涼感や覚醒感をもたらし、眠気や気分をリフレッシュさせます。
メントンは、ミント特有のシャープな香りの核となる成分であり、香りの立ち上がりと持続性に優れ、空間の印象を瞬時に切り替えます。
この2つを主成分にするミントの香りが、嗅覚を通じて脳の覚醒系を刺激し、気分を切り替え集中力を高めます。
空間に清潔感とシャープな印象を与えるため、湿気やこもりがちな空気の感覚を変化させるので、空間の質感を瞬時に切り替える“香りのスイッチ”として役立ちます。
朝のスタートや作業前の空間づくりに「頭をすっきりさせたい」「気持ちを切り替えたい」場面で活用できます。
また、メントールの冷感刺激が嗅覚だけでなく皮膚感覚にも影響を与え、香りを感じるだけで体感温度が下がったような印象を受けられます。
これにより、暑さや蒸れを感じる空間において、香りによる心理的な快適性の向上が期待されます。
そして、メントールやメントンには、抗菌・抗真菌作用があることが知られており、一部の研究では、ミント精油がインフルエンザウイルスやヘルペスウイルスに対して抑制的に働く可能性が示唆されています。
ただし、ウイルスの不活性化(感染価の低下)を直接示すデータは限定的であり、ラベンダーやティーツリー、ユーカリなどの精油に比べると、抗ウイルス研究の蓄積は少ないのが現状です。
この様に、EM Bio.Romaには素晴らしい効果効能を持つエッセンシャルオイルが配合されています。
実際にEM Bio.Romaを第三者機関で試験した結果でも、トイレの強いアンモニア臭(濃度9ppm程度)に対して、それよりも数値が高い500ppmにBio.Romaをスプレーしたところ、5分後にはほぼ0ppmまで数値が落ちました。
鮮度が落ちた魚のような臭いのトリメチルアミン70ppmも、5分後にはほぼ0ppmまで数値が落ちました。
ウイルスに対しても、5分以内に99%のウイルスを不活化する結果をだしています。


しかしEM Bio.Romaは、「雑貨(家庭用品)」に分類される消臭剤なので、薬機法上の医薬品・医薬部外品・化粧品には該当せず、商品頁では医学的な効果効能については謳うことはできません。
以前までは「ウイルス不活化」についてメーカーで宣伝されていましたが、現在はこの説明も削除されています。
それでもなお、発酵菌とエッセンシャルオイルを利用してウイルスを不活化させていることは、言葉にせずとも、日々の空間に確かな安心感をもたらしており、これからの時代に合っている素晴らしい商品と言えます。
筆者も勿論毎日EM Bio.Romaを使っています。
EMWで希釈するとその日のうちに使い切らなければなりませんが、EM Bio.Romaは、3ヵ月も使い続けられます。
筆者の場合は普通に使って1ヵ月ほどで使い切れています。
EMWは、普段から発酵空間にしているので出番が殆どないのですが、アトピーなどで体臭がでやすい体質の方が使っているオーガニックコットンの衣類などは長く使っていると腐敗菌が優勢になりがちで、洗濯してもニオイが落ちづらくなるので、そうした時に衣類を60度で熱殺菌し、EMWを多めに入れて浸け置きしてから洗濯するとよいでしょう。
タバコ生活している方やペットを飼っている方にも色々と使いようがありますね。
EMWとEM Bio.Romaの特徴
・乳酸菌・酵母などの善玉菌が悪玉菌の繁殖を抑制
・酵素や有機酸(乳酸・酢酸など)が汚れや臭いの原因物質を分解
・キッチン、リビング、トイレ、浴室、エアコン、布団、畳など家中に使える
・植物やペットも活き活き -家庭菜園や農業向けの商品も多数ありCLICK-
・100%天然成分なので万が一口に入っても安全
・化学物質過敏症やお肌の弱い方、アトピーのお子様、赤ちゃんやペットにも安心
・衣類や布製品にも色移りの心配がなく使用可能
・使用後に柑橘系の爽やかな香りがほのかに残り、空間の快適性も向上
・生ゴミに混ぜると腐敗防止になり、悪臭の発生を抑制できる
・残った希釈液は排水口に流すことで、水質浄化に役立ちます
・発酵菌の活用は、単なる殺菌・除菌だけでは補えない効果的な環境改善策です
何故、静電気が発生しない?
静電気は、物体同士の摩擦や接触によって電子が移動し、プラスまたはマイナスに帯電した状態で発生します。
この帯電状態が長く続くと、金属に触れた際に「バチッ」と放電が起こります。
電気が起こりやすい条件は
•空気が乾燥している(湿度が低い)
•表面が絶縁性である(プラスチック・化繊など)
•帯電した電荷が逃げ場を持たない(アースされていない)
静電気は埃を引き寄せます。
埃は布団やカーテン、絨毯などの繊維だけでなく、ペットの毛、食べカス、花粉、タバコの煙、目に見えない微粒子など様々な物質を含み、空気中に漂うことでアレルギーの原因になります。
EMWやEM Bio.Romaをスプレーすることで
①空気中や物体表面に微細な水分が付着し、帯電した電荷が空気中や地面に自然に放電されやすくなり、静電気が蓄積しにくくなります。
②乳酸菌や酵母などの善玉菌が、物体表面の微生物バランスを整えることで、静電気を帯びにくい環境(微生物膜や有機酸の形成)になります。
③有機酸や酵素が、表面の電気的性質を変化させ、帯電しにくい状態を作ります。
何故、臭いぬいぐるみ・クッション・布団が清潔にふっくら仕上がるのか?
よく埃を叩いてから、EMWやEM Bio.Romaをたっぷりスプレーして、天日干しして、十分に乾燥させることで、ふっくらと仕上がります。
①埃を叩くことで繊維がほぐれ、通気性が回復する
布団に蓄積した埃や皮脂、花粉などが繊維の間に詰まると、空気の層が潰れてふくらみが失われます。
叩くことで繊維の間に空気が入りやすくなり、物理的にふっくらとした状態に近づきます。
②EMWやEM Bio.Romaをスプレーすることで、発酵菌がニオイの元に働きかけ、繊維環境を整える
乳酸菌・酵母などの善玉菌が、ニオイの原因となる有機物(汗・皮脂・雑菌)を分解・抑制し、酵素や有機酸(乳酸・酢酸など)が、繊維表面の汚れや菌バランスを整えることで、布団の質感が軽くなります。
更に雑菌の繁殖が抑えられることで、布団の“重さ”や“湿気感”が軽減されます。
③天日干しによる熱と紫外線で繊維が乾燥・膨張する
太陽光の熱で繊維内部の水分が蒸発し、空気層が回復します。
その際に、発酵成分が繊維に残り、空気を含みやすい状態に整え、更に紫外線による殺菌効果とニオイ成分の分解も加わり、清潔感が向上します。
④十分な乾燥で繊維が立ち上がり、ふっくら感が持続する
湿った状態では繊維が寝てしまい、重く感じますが、完全に乾燥させると、繊維が立ち上がり、空気を含んだふっくら感が復活します。
天日干しが出来ない場合は布団乾燥機をご利用下さい。
※濃い希釈液を使用すると、乳酸や酢酸などの有機酸の酸っぱい香りが強く感じられることがあります。
何故、タバコのニオイを分解するのか?
タバコ臭の主な原因物質は以下の通り
・ニコチン:粘着性があり、布や壁に残りやすい
・タール:焦げ臭・油臭の元
・アンモニア・アセトアルデヒド・揮発性有機化合物(VOC):鼻につく刺激臭の主因
これらは化学的に複雑で、時間とともに酸化・分解されてさらに不快な臭いに変化します。
衣類やカーテン、ソファ、壁などの布製品に染み込みやすく、そして黄ばみ、時間が経つほど落としにくくなります。
そんな頑固な臭いの元となる悪臭物質や雑菌に、乳酸菌や酵母などの善玉菌や酵素や有機酸(乳酸・酢酸など)が働きかけ、分解・抑制します。
何故、植物が活き活きするのか?
①善玉菌による微生物環境の改善
EMWに含まれる乳酸菌・酵母・光合成細菌は、植物の葉面や根圏(根のまわり)に定着し、悪玉菌の繁殖を抑えながら、善玉菌が優位な環境をつくります。
この微生物バランスが整うことで、病原菌の侵入を防ぎ、植物の免疫力を高めます。
②発酵生成物による栄養補助と抗酸化作用
善玉菌が生成する有機酸(乳酸・酢酸など)や酵素、ビタミン類が、植物の葉面や根から吸収され、栄養補助として働きます。
一部の発酵物質には抗酸化作用があり、植物の老化やストレス耐性を高める可能性もあります。
③光合成細菌による光合成促進
EM菌群の中には光合成細菌(Rhodopseudomonas属など)が含まれており、これが太陽光を利用して植物の光合成を補助する働きがあり、結果として、葉の色つやが良くなり、成長が促進されます。
④土壌や葉面のpH調整と病害抑制
有機酸によって土壌や葉面のpHが弱酸性に保たれ、病原菌の繁殖が抑えられます。
特に葉面散布では、葉の表面に善玉菌の膜が形成され、病害虫の付着や侵入を防ぐ効果が期待されます。
家庭菜園や農業向けの商品はこちらをCLICK
何故、トイレの臭いがなくなるのか?
トイレの悪臭はアルカリ性の揮発性ガスであるアンモニアとトリメチルアミンが原因です。
①アンモニア(NH₃)
トイレのアンモニア濃度は9ppm程度ですが、それよりも数値が高い500ppmにEM Bio.Romaをスプレーした試験では、5分後に0ppmとなりました。
アンモニアは尿や排泄物の分解過程で発生します。
EMWに含まれる乳酸菌・酵母・光合成細菌が生成する有機酸(乳酸・酢酸など)は酸性であり、アンモニアと反応して中和・揮発抑制を起こします。
また、善玉菌がアンモニアを窒素源として取り込み、代謝することで臭気成分そのものを減らす働きもあります。
②トリメチルアミン(TMA)
「魚の腐ったような臭い」と例えられる悪臭物質トリメチルアミンは、別名「魚臭症候群」と呼ばれ、体臭を特徴とする「トリメチルアミン尿症」は、トリメチルアミンがそのまま尿や汗、呼気などに排泄されることで起きる疾患です。
このトリメチルアミン70ppmにEM Bio.Romaをスプレーした試験では、5分後に0ppmとなりました。
EM Bio.Romaの有機酸がトリメチルアミンと反応し、揮発性を抑えたり、構造を変化させて臭気を減少させ、更にEM菌群の一部はアミン類を代謝・分解します。
なぜ「5分でほぼ消える」のか?
EMWやEM Bio.Romaは液体中にすでに活性化された発酵成分(有機酸・酵素・菌体)が含まれているため、スプレー直後から化学反応と微生物作用が同時に始まります。
揮発性の臭気成分は空気中に広がりやすいため、空中での中和・吸着・分解が速く進行します。
特に、アルカリ性の揮発性ガスは、有機酸との反応が早いため、数分で体感的に消えたように感じられます。
何故、排水口のヌメリやカビがなくなるのか?
ヌメリは、細菌・カビ・真菌などが分泌する粘性物質(EPS)によって形成された微生物膜「バイオフィルム」です。
この膜は、水分・有機物・石鹸カス・皮脂・食べかすなどを栄養源にして増殖し、悪臭や害虫の温床になります。
スプレーすることで
①乳酸菌・酵母がバイオフィルムの形成を阻止・分解
②有機酸(乳酸・酢酸など)がpHを弱酸性に保ち、菌の活動を抑制することで、カビや雑菌の繁殖環境を破壊
③酵素が有機物である石鹸カス・皮脂・食べかすを分解し、菌の栄養源を断つ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが不快臭のマスキングをして害虫予防と空間の香りを変化させます。
何故、水垢が落とせるのか?
水垢は、水道水に含まれるアルカリ性のカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が、蒸発・乾燥によって白くウロコ状に残る汚れとして、蛇口・鏡・シンクなどに固着したものです。
スプレーすることで
①酸性である有機酸(乳酸・酢酸など)がアルカリ性の水垢と中和して軟化・分解
②酵素が有機物である石けんカスや皮脂などの混合汚れを浮かせる
③乳酸菌・酵母が定着し、雑菌の繁殖を抑え、汚れの再付着を防ぐ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルがマスキングとなり、香りを変化させます。
お風呂の場合、浴槽・壁・鏡・排水溝など水垢やカビの発生しやすい場所にスプレーをした後によく換気するとよいでしょう。
何故、ガスレンジなどの焦げつきがなくなるのか?
焦げは、調理中に飛び散った油やソースが酸化・重合して固着し、加熱されて炭化したもので、時間が経つと硬化し、通常の水拭きでは落ちにくくなります。
スプレーすることで
①有機酸(乳酸・酢酸など)が酸化した油脂やタンパク質と中和して硬化層をゆるめる
②酵素が有機物である焦げの構成成分(脂質・タンパク質)を分解
③乳酸菌・酵母が定着し、雑菌の繁殖を抑え、汚れの再付着を防ぐ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが焦げ臭のマスキングをして香りを変化させます。
何故、換気扇の油汚れを落とせるのか?
調理中に飛散した油や脂肪が空気中のホコリや水分と結びつき、換気口に向かい、換気扇にこびりついた樹脂状の膜ができ、時間が経つと硬化し、通常の水拭きでは落ちにくくなります。
スプレーすることで
①有機酸(乳酸・酢酸など)が油脂の酸化膜と中和して、表面から剥離しやすくする
②酵素が有機物である油脂や調味料の残渣を分解し、汚れを浮かせる
③乳酸菌・酵母が定着し、雑菌の繁殖による臭いや再付着を防ぐ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが換気扇まわりの油臭をマスキングをして香りを変化させます。
何故、生ゴミ臭がなくなるのか?
生ゴミ臭の主な原因物質は以下の通り
・アンモニア(NH₃)→タンパク質の分解によって発生する刺激臭
・硫化水素(H₂S)・メチルメルカプタン→腐敗菌による硫黄系分解物
・トリメチルアミン(TMA)→魚介類の腐敗による特有の臭気
・脂肪酸・有機酸の腐敗型代謝物→酸っぱい・腐ったような臭い
これらは腐敗菌(悪玉菌)が有機物を分解する過程で発生する揮発性臭気成分です。
スプレーすることで
①乳酸菌・酵母が優勢になることで、腐敗の進行を止め、発酵へと切り替える
②有機酸(乳酸・酢酸など)がpHを酸性に保ち、臭気成分であるアンモニア・TMAなどのアルカリ性臭気を中和することで抑制
③酵素がフィルターに付着した有機物質である皮脂・ホコリ・花粉などを分解し、カビの栄養源を断つ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルがカビ臭をマスキングをして香りを変化させます。
何故、靴の臭いがなくなるのか?
足の臭いは、汗・皮脂・角質などを皮膚の常在菌が分解することで発生するイソ吉草酸・アンモニアなどの臭気成分が混ざり合いツンとした刺激臭や酸っぱい臭い、カビ臭を生み出します。
スプレーすることで
①乳酸菌・酵母が靴内部に定着し、悪臭原因の繁殖を抑え、臭いの発生を断つ
②酸性である有機酸(乳酸・酢酸など)がアルカリ性臭気であるイソ吉草酸・アンモニアなどを中和することで揮発を抑制
③酵素が汗・皮脂・角質などの有機物を分解し、雑菌の栄養源を断ち、臭いの再発を防ぐ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが残留臭をマスキングをして香りを変化させます。
更に天日干しや靴乾燥機で乾燥することでより衛生的になります。
何故、エアコン・空気清浄機・加湿器のフィルターにカビが生えないのか?
カビの栄養源となる埃・皮脂・有機物質が付着したフィルターは、湿気がこもりやすく、カビの温床になりやすく、一度カビが生えると、空気循環で部屋中にカビの胞子が広がります。
スプレーすることで
①乳酸菌・酵母が定着することで、カビ菌の活動を阻害し、環境を発酵優位に切り替える
②酸性である有機酸(乳酸・酢酸など)がカビの繁殖に適したアルカリ性環境を中和して、菌の活動を抑制
③酵素が有機物の分解を促進し、臭気成分の前段階で処理することで、腐敗臭の発生源を断つ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが残留臭をマスキングをして香りを変化させます。
何故、洗濯機の嫌な臭いがなくなるのか?
洗濯機の嫌な臭いの主な原因は
①洗濯槽裏の黒カビ・雑菌:湿気と洗剤残りで菌が繁殖
②皮脂・洗剤カス・柔軟剤の蓄積:有機物が腐敗し、悪臭の温床に
③排水口やゴムパッキンのバイオフィルム:粘着性の膜が臭気を保持
二層式よりもドラム式、更に乾燥機付きの洗濯機は、構造上湿気や汚れが残りやすく、日々の掃除習慣が求められます。
洗濯機を掃除した後に、スプレーすることで
①乳酸菌・酵母が定着することで、悪玉菌の活動を阻害し、臭いの発生源を断つ
②酸性である有機酸(乳酸・酢酸など)がアンモニア・イソ吉草酸・カビの繁殖に適したアルカリ性環境を中和して、菌の活動を抑制
③酵素が有機物である洗剤カス・皮脂・柔軟剤残りを分解し、菌の栄養源を断つ
④そして仕上げにEM Bio.Romaに配合されているエッセンシャルオイルが残留臭をマスキングをして香りを変化させます。
実践的な使い方として
・洗濯機のフタ・ゴムパッキン・排水口に週1回スプレー
・洗濯する際にEMW適量を投入(洗濯量や汚れ具合で量を決めましょう)
・洗濯槽クリーナーを2週に1回 EM洗濯槽クリーナー購入はこちらをCLICK
臭いが落ちない場合は
60度で熱殺菌してから洗濯して、天日干しする際にスプレーしてみて下さい。
以上を読むとすべてわかる通り、普段使いや薄めて利用するならエッセンシャルオイルを配合したEM Bio.Romaを利用することをお勧めします。
効果を高めたい時はEMWがおすすめです。
家庭菜園や農業向けの商品はこちらをCLICK
【注意事項】
■EMWやEM Bio.Romaの主成分である乳酸菌や酵母は生きています。
乳酸菌の適温は約37〜45℃で活動ピークは40℃、酵母の適温は約30〜38℃で活動ピークは35℃で、どちらも人肌〜ぬるま湯程度の温度帯で最も活発に働き、寒すぎると休眠するので、部屋を暖めて使う方が効果的です。冷蔵庫で保管しないで下さい。
■EMWの希釈液は、その日のうちに使い切ってください。残った希釈液は排水口に流すことで、水質浄化に役立ちます。
※EM Bio.Romaは3ヶ月間使用できます。
■飲料用ではありません。健康のための飲料用にはEMXGOLDとEM WATER をCLICK
← 暮らしの参考書TOPへ