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古代米とは、私たちの祖先が栽培していた稲の品種が持つ特色を、色濃く残した稲になります。
「赤米」や「紫黒米(黒米)」「香り米」という、玄米に色や香りを持った米は、品種改良の対象にならず、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米なのです。
特徴として、背丈が伸びるため稲が倒れやすい、稲穂から米がはずれやすい、種子休眠性があるなどから、安定した収量や品質の確保が難しいことがあげられます。
その反面、荒れた土地で肥料や農薬などを与えなくても丈夫に育ち、乾燥と低温によく耐え、病気にも強いなど、極めて生命力が強いこともあげられます。
色で大別すると、糠(ぬか)の部分に赤い色素タンニンを含む米が「赤米」、緑の色素クロロフィルを含む米が「緑米」、紫黒色の色素アントシアニンを含む米が「黒米」に分類され、その他玄米に色や香りをもつ米「香り米」などがあります。
古代米は、糠に抗酸化作用のあるポリフェノールの一種を含む米が多く、糠が持つ機能成分を生かした稲になります。
農薬や放射性物質など有害物質は、籾(もみ)や糠(ぬか)に溜まりやすい特徴があるため無農薬で栽培した物を選ぶようにしましょう。

■赤米
玄米の色が赤褐色で、糠の部分に赤色系色素(カテコールタンニン)を含んだお米です。
米粒の形は、短粒(ジャポニカ種)と長粒(インディカ種)があり、日本ではジャポニカ種の「うるち米」が多く見られます。
野生稲の大部分が赤米であることから、赤米は米のルーツであり、赤飯の起源と考えられています。
邪馬台国や大和朝廷への献上米も赤米が主だったといわれています。
栄養成分は現代の白米に比べ、タンパク質や各種のビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
また、赤米は、普通の米よりアミロース(でんぷんの成分)が多く含まれています。
ネパールでは薬用食とされています。
■黒米
玄米の色が黒色で、糠の部分に紫黒色の色素(アントシアン系)を含んだお米です。
米粒の形は、短粒(ジャポニカ種)と長粒(インディカ種)があり、世界には長粒種が多く、ほとんどが「もち米」です。
黒米は、おはぎの起源で、古くから祝いの米として大事に使われてきました。
色素のアントシアニンには、血管を保護、動脈硬化を予防する働きや、老化防止・発ガン抑制にも効果があるといわれます。
体を健康にする性質があることから、「薬米」とよばれることもあります。
不老長寿の米として中国歴代の皇帝に献上された事から献珍米として喜ばれました。
栄養成分は現代の白米に比べ、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。
■緑米
玄米の色が緑色で、糠の部分に緑色の色素(クロロフィル)を含んだお米です。
全国でも生産例が少ない貴重種で、幻の米と言われています。
緑米はもち系品種ですが、普通のもち米より粘りが強く甘味があります。
栄養成分は現代の白米に比べ、ビタミンB1、亜鉛、マグネシウム、食物繊維が豊富に含まれています。

【道具】
■ボール
■竹ザル(ザル)
■発芽酵素玄米炊飯器 Premium New 圧力名人SP

【材料】
■玄 米 600g
■古代米 60g
■塩 6g
■水 炊飯器の内釜の表示目盛り+60g
【作り方】
①玄米と古代米を洗いザルに上げておきます。
②①と塩をボールに入れ、材料が浸るぐらいの水をいれて全ての材料を一つに馴染ませるように手で右回りに、約8分間回します。

③②を炊飯器の内釜に入れ、表示目盛り【発芽酵素玄米4合】のラインの+大匙4杯(60g)の水を入れます。
④Premium New 圧力名人SPに内釜をセットし、発芽酵素玄米炊飯6時間を選択して炊飯し、炊き上ったら軽くほぐし出来上がりです。
発芽酵素玄米ご飯に古代米ミックスを入れる場合
【材料】
■玄 米 540g
■古代米 60g
■小 豆 60g
■塩 6g
■水 炊飯器の内釜の表示目盛り【発芽酵素玄米4合】のラインまで
*手順は、古代米ミックスの炊き方(炊飯器編)と同様に炊いてください。

お米は秋に収穫され、日が経つほど鮮度が落ちて発芽率も下がります。
常温の倉庫や米蔵で保管されている米の場合、湿気の多い梅雨になると著しく品質の劣化が促進するため注意が必要です。
米の適正保管温度は約14℃であり、品質劣化を防ぐ為に、HIRYUのお米は専用の低温倉庫(温度10-15℃、湿度60-65%)で厳重に管理されています。
注文を頂いてから精米・梱包し、即日発送しています。
商品到着後は、高温多湿を避けて保管して下さい。(保管適正温度は14℃です。)
梅雨時期になると、湿気により劣化が促進するので、冷蔵庫で保存するか、高温多湿にならない場所で保管して下さい。
一緒に鷹の爪(赤唐辛子の乾燥品)を入れておくと、虫の発生を予防することができます。

これまで「生命の壁」と呼ばれる3日分の食糧備蓄が必要だと言われてきましたが、更なる甚大な被害を想定し、1週間分以上の備蓄が求められるようになりました。
「ローリングストック」とは、非常食だけでなく、長期保存できる食品を普段の食事にとりいれて、消費しながら買い足していく食糧備蓄方法であり、政府や自治体、企業が積極的に消費者へ呼びかけています。

長期間の非常食に求められるのは「栄養」と「保存性」です。
災害時には水やガスの節約が重要になります。
主食であるお米はローリングストックに非常に適しております。
水や火が使える状況であれば、通常の調理法が可能です。
水だけが使える場合は、玄米を12時間~24時間ほど水に浸け、柔らかくして食べることができます。
火だけが使える場合は、玄米を乾煎りし、味付けをして香ばしい風味を楽しむことができます。
水も火も使えない場合は、生米のままゆっくり噛んで食べることで空腹をしのぐことができます。
戦争や飢饉、探検などの極限状況では、エネルギー供給と空腹感の緩和のために玄米をそのまま食べるということがありました。
いざというときのために少し多めに保存しておくことが大切です。

当店は化学物質過敏症やアレルギー、病気で食を気にされている方向けに、化学農薬・化学肥料を使用していない農産物を提供しています。
令和4年度の国内の農産物総生産量のうち有機農産物が占める割合は、茶は5%、大豆は0.45%、野菜は0.39%、米・麦・果実は0.1%程度です。
(令和6年9月農林水産省農産局農業環境対策課「有機農業をめぐる事情」)
この貴重な農産物や生産者を守る為にも、お届けした商品に問題がある場合は、電話04-7163-8399或いはメールにてご連絡下さい。
発送時や搬送時に問題が起きたのか、お届けされてからなのか、確認させて頂きますが、皆様の温かいご理解を頂ければ幸いです。
基本的には購入後2日以内に写真を送信して頂ければ返品に応じます。

近年の酷暑・猛暑により、国内における病害虫の分布域・発生地域の拡大、発生量の増加、発生時期の早期化や終息時期の遅延などが報告されています。
(農林水産省 消費・安全局 植物防疫課)
HIRYUのお米は、食品(貯穀)害虫が活動できない15℃以下の定温倉庫で商品を保存し、梱包の際には十分に検品しながら小分けを行い発送しています。
万全を期してはおりますが、商品到着時に虫が発生していた場合は、購入後2日以内に写真を送信下されば返品致します。
どんなお米でも、家庭での保存中に虫が混入して卵を生み、大量発生につながる場合があります。
特に梅雨から秋までは虫が湧きやすくなるので、以下の防虫対策をして下さい。
①乾燥唐辛子を、お米5キロなら2~3本、10キロなら5~6本入れる事で虫がでていきます。
②商品到着後、密封容器に入れて15度以下で保存して下さい。
尚、誤って虫や卵、虫喰いのある食品を食べてしまった場合でも、人体に害はないとされていますのでご安心下さい。


