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タネについて

自家採種とは
「自家採種」とは、農家や育種家などが自ら生産した作物から種子を採取することを指します。
自家採種の目的は、種子を自給することで持続可能な農業を行うこと、優秀な種子を未来に残すことですが、同一品種で何代も自家採種を繰り返すと、その実用形質は劣悪化してくることがあります。
なお、種苗法の改正により、登録品種については許可なく自家採種することが禁じられているため注意が必要です。


「交配種」「F1種」「固定種」「在来種」とは
「交配種」
遺伝的に異なる二つの親から生まれた品種を指します。
交配種は、親の良い特性を組み合わせて、より優れた特性を持つ新しい品種を作り出すことができます。
しかし、交配種から得られた種子(F2種)を育てると、形質がさまざまに分離して揃いが悪く、同じものができないという欠点があります。

「F1種」
F1種は「First Filial Generation」の略で、遺伝的に異なる二つの固定種を父親と母親に持つ子世代(雑種第一代)のことを指します。
F1種は、形質がよく揃い、生育が旺盛になります。
しかし、F1種から採取されたF2種(雑種第二代)では、形質がばらけてしまうため、野菜のほとんどがF1種で市場に流通されており、多くの農家は種苗会社から毎年種を購入して野菜を栽培しています。

「固定種」
その品種が固定された地域の気候や風土に適応しているものを指します。
自家採取ができることが特徴で、全国各地で栽培されている「伝統品種」と呼ばれるものは固定種であることが多いです。

「在来種」
在来種は、ある地域に古くから存在する生物種やその系統を指します。
在来種はその地域の風土に適応しており、人間が外地から持ち込んだ生物種とは異なります。


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