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日本ミツバチと西洋ミツバチ

ハチミツを採取する蜂には、日本ミツバチと西洋ミツバチがいます。
日本ミツバチは、北海道、沖縄、離島を除く、日本中に生息している、昔からの在来種です。
1000年以上前から、朝廷などの権力者に献上された記録は残っていますが、大きな養蜂場もなく、採蜜量も少なく、庶民が食べられるようなものではありませんでした。
明治時代になると、ヨーロッパやアフリカに生息している西洋ミツバチの採蜜量が多いことから、近代的な飼育技術と共に世界中に輸出され、日本にも輸入されてきました。
野生の日本ミツバチは、環境に変化を感じるとすぐに引っ越してしまうのに対して、西洋ミツバチは家畜に優れており、採蜜量が日本ミツバチの5倍以上!
西洋ミツバチの養蜂場は世界中で増えていきました。
西洋ミツバチは、単一の花から蜜を集めるのに対し、日本ミツバチは多くの花から蜜を集めます。
アカシヤ蜜やレンゲ蜜は西洋ミツバチから採蜜したものであり、日本ミツバチの採蜜したものは百花蜜と呼ばれます。
海外産のハチミツは蔗糖を添加しているものが多く、国産の西洋ミツバチのハチミツと比べ、味や風味の少ないことから、 国産の西洋ミツバチのハチミツの相場は3倍ほど高いのですが、ハチミツ全体の0.1%以下と言われている日本ミツバチのハチミツは、 更に相場が3倍ほど高く、まさに朝廷献上の、庶民が食べたことがないハチミツと言えます。
野生の日本ミツバチは、農薬のある場所から美しい自然を選び移動します。
西洋ミツバチは、日本ではオオスズメバチが天敵となり、野生化できません。
日本ミツバチは大人しいハチで、飼育者を攻撃することがないそうですが、スズメバチが攻めてくると集団で囲み、熱を発し、窒息死させるそうです。



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