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人類穀食動物論(じんるいこくしょくどうぶつろん)

石塚左玄の「食物養生法」で唱えられた論。
人間の歯は全32本のうち、穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本。
肉食動物や草食動物と違い、人類の歯はいわゆる臼歯でひっついて並び、下顎はわずかに前後左右に動く。
歯の面は辺縁が高く中央がくぼみ、まるで臼の形で、僅かに高低がある菊座形で、上下の歯が合わされば自然に大小不同の楕円形の隙間ができ、穀類の粒を噛みこなすのに適した天然自然の形であると言わざるを得ない。
人類の顎は他の動物には絶えて無くなった一種独特の形と機能を持っている。
人類は歯と顎の形と働きにより、生まれながら穀類を食べるべき、すなわち穀食動物である。
臼歯を噛み合わせると粒が入るような自然の形状でへこんでいるため、粒を食べるのに適している。
とする考え方。


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