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子どもたちに未来を残そう!地球環境と健康を考える
HIRYU MAIL MAGAZINE



2024/08/28


お米だけじゃない!夏の猛暑の影響で、多くの農作物が被害を受けています
昨年と今年の猛暑の影響を受けて、多くの農作物が生育不良を起こしています。
「令和の米騒動」が話題のお米も、猛暑により白濁などの品質低下を起こし、商品となる一等米が減少したことが米不足のひとつの要因でもありました。
過去1番の暑さを記録した昨夏の後、気象庁の「暖冬予想」に反して、冬は10年に1度の大寒波となりました。
猛暑の影響で米のほかにもトマト、大根、長葱などの野菜が不作となり、平年の2倍以上の高値となった後、冬には野菜や果物の凍結による被害が続く事態となったのです。
政府は、温暖化に対して「気候変動適応計画」を策定し、米、野菜、果実ごとに高温耐性のある品種の開発や高温・渇水に対応できる肥培・水管理、栽培時期調整などを推奨しています。
しかし、寒波に対しては対策されておらず、この極端な気候による農作物への影響はまだまだ続くと思われます。
毎年HIRYUに「シーズン最初のグリーンレモン」を届けてくれる小笠原の母島レモンも、例外ではありません。
8月も後半になり、小笠原の農園から「猛暑と日照りによる高温障害で、レモンの果皮の見た目が良くないけど、送っても良いですか?」との連絡が入りました。
“寒さに弱く暑さに強い”と言われるレモンですが、栽培の適正温度は15℃~30℃であり、35℃以上になると果皮の日焼けによる変色や乾燥などを起こすようになります。
果皮の食感に多少の影響はありますが、果肉の味や栄養に問題はありません。
見た目を重要視する販売店では、こうしたレモンの取り扱いを断るところも多くあります。
しかし、1年通してレモンを扱いたいと考えるHIRYUにとっては、毎年レモンのない8月・9月に新鮮なレモンを届けてくださる小笠原の生産者さんは、非常に有難い存在です。
今年は、非常に強い勢力で日本列島を縦断する台風10号の影響を受ける前に収穫をしてくれました。

2014年頃から始まった国産レモンブームですが、それまではレモンと言えば輸入モノが一般的でした。
しかし、海外産のレモンに使われているポストハーベスト農薬やワックスの存在が知られるにつれ、健康意識の高まりと共に「国産レモンを使いたい」という方が増えてきました。
HIRYUでは、大流行するよりも前から国産夏レモンの販売を始め、SNSを通じて情報を広めていたところ、お客様だけでなくメディアも含めた多くの人たちからの想像以上の反響がありました。
その後、注文が殺到し、現在の「令和の米騒動」と同様にスタッフ総動員で対応に追われるようになります。
少しずつ「国産夏レモンブーム」との言葉がメディアで見られるようになり、HIRYUがこのブームを牽引する要因のひとつとなったとまで言われました。
HIRYUのレモン農家さんがメディアで紹介されるようにもなりました。

現在はそのブームは落ち着き、国産レモンは定着化しつつあります。
国産レモンは、秋から翌年の初夏にかけてスーパーに並びますが、真夏には手に入らなくなります。
しかしHIRYUでは、ほぼ1年中レモンを切らすことなく販売しています。
HIRYUがそこまでレモンにこだわる理由とは、何でしょうか?

命を繋いだ1杯のジュース
2000年、ミュージシャンだった坂(HIRYU社長)は、30歳で癌を患いました。
主治医は日本を代表する放射線科医で、歴代総理から内閣官房参与に指名される中川恵一特任教授です。
最もきつい抗癌剤「シスプラチン」を投与することになっていたのですが、既に難聴であったことに加え、後遺症として聴覚への影響があり、今後の音楽活動に支障をきたす可能性があることから、命よりも音楽を優先し、外科手術と放射線治療のみを受け抗癌剤治療をしない決断をしました。
2ヶ月ほど入院していましたが、日に日に痩せていき、手術後1ヵ月で体重が7kgも落ちてしまいます。
何も食べられなくなった時に、衣裳チーフであり奥様である祐子さんの「小松菜とレモンとトマトで作ってくれた青汁」が、コップの1/3ほど喉を通り、命を繋ぐことができました。
そのジュースの飲める量が増えてきた頃、奥様が作ってくれたのが、酵素玄米御飯です。
こうして癌を乗り越えた坂は、後にHIRYUを起業します。
健康に対する情報と、体に良い食事を推奨していくうちに、癌のお客様からの相談も増えていきました。
そのたびに私たちスタッフは、坂の命を繋いでくれたジュースや、酵素玄米御飯をおすすめしています。
今精力的に地球環境と健康に貢献するミッションに動く坂の姿を間近で見ながら、何も喉を通らなくなってしまった癌サバイバーの方への応援の気持ちを込めて、小松菜とレモンは1年を通して切らすことなく販売することを心がけています。

レモンの活用方法
レモンは皮にも豊富な栄養があるため、化学農薬・化学肥料はもちろん、輸入品に使われるポストハーベスト(収穫後に使用される農薬)やワックスを使用していないものを使ってください。



青野菜ジュース
HIRYU代表が癌になって食事を摂れなくなった時に唯一喉を通った、『命を繋いだ野菜ジュース』の簡単レシピです。
HIRYUでは、小松菜・レモン・トマトに塩と菜種油で少し味付けをし、真空ブレンダーを使って混ぜることで酸化を防ぎながらジュースを作ります。
トマトが手に入らない今の時季は、トマト缶で代用しました。

<材料>
小松菜 70g
トマト缶 90g
レモン果汁 10g
菜種油 大匙1
 小匙1/2

<作り方>
材料を入れて、真空ブレンダーでミキサーします。




レモンスカッシュ
甘く飲みやすいレモンスカッシュです。
お好みでミントをプラスして、爽やかさと涼しさを感じてください。

<材料>
レモン 200g
砂糖 200g
・炭酸 120 ml
ドライペパーミントカット 1つまみ

<作り方>
① 櫛(くし)切りにしたレモンと砂糖を保存容器に入れ、常温で1~2日置きます。
② 保存容器内にできた糖液を30gと櫛切りしたレモン1~2切れを搾り、搾ったレモンごとグラスに入れ、炭酸120mlを入れて、ミントカットを振りかけ、完成。

※レモンと原料糖と一緒にミントを漬けてもおいしいです。その場合はお早めにお召し上がりください。
ドライペパーミントカットはOUTLET商品も販売しておりますので、ぜひご覧ください。




塩レモン
皮ごとレモンを塩漬けにすることで、爽やかでコクのある調味料となり、パスタや炒め物のソース、ディップソース、ドレッシングなど様々な調理に使え、そして保存食にもなります。
皮ごとレモンの重量に対し、短期保存の場合は塩分濃度10%、長期保存の場合は塩分濃度20%で数年間の保存が可能です。

<材料>
レモン
粗塩

<作り方>
①漬け瓶を煮沸消毒し、自然乾燥します。
②レモンを綺麗に洗い水気を切り、くし切りにし、種を除きます。
③漬け瓶にレモン、粗塩、レモン・・・の順に交互に入れ常温で寝かします。
④1日1回瓶を振り、カビが生えない様に塩とレモンを混ぜ、発酵させます。
⑤レモンから液体が出てきて、塩が溶けたら、塩レモンの完成。
熟成3日ほどの状態では生姜と一緒に炭酸で割ると自家製スプライトやコーラなど爽やかなドリンクが楽しめます。
1ヶ月ほど熟成させるとレモンが茶色に変色しペースト状になり始めるので、ブレンダーで粉砕してレモン風味の爽やかな塩としてご利用下さい。
3~4ヶ月熟成させるとブレンダーを使用しなくとも自然に調理しやすいペーストになり、半年ほど熟成させるとトロトロな状態になり、コクのあるソースとして活用しやすくなります。
生野菜、焼き野菜、蒸し野菜、炒め物、サラダ、パスタ、スイーツなど万能に使用できる調味料です。





日本で1番早いグリーンレモン!
小笠原の母島レモンが、今だけクーポン利用で5%OFF

毎年夏だけ入荷する母島レモン。
グリーンレモンの状態で入荷しますが、お届けする間に黄色く色付くこともありますのでご了承ください。
今年は、猛暑の影響を受けて見た目が良くないものが多いですが、まろやかな酸味が特徴の母島レモンを様々な料理や飲み物にお使いください。

小笠原母島産 化学農薬・化学肥料不使用 母島レモン ご購入はこちら





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世界自然遺産「小笠原諸島」
小笠原諸島は、4800万~4400万年前に、太平洋プレートがフィリピン海プレートに沈み込む付近で起こった火山活動により生まれた島々で、大陸と一度も繋がりのない「海洋島」です。
その為、大陸からの生物の移動がないため、特殊な種分化が発達し、植物や動物の固有種の割合が高い生態系の世界であることから「東洋のガラパゴス」といわれており、1993年に「屋久島」「白神山地」、2005年に「知床」、そして2011年6月に日本で4番目の世界自然遺産として登録されました。

世界自然遺産登録の決め手となった「母島」
母島の面積は19.88 ㎢(東京ドーム500個分ほど)。
最高標高は、母島なだけに「乳房山」の462 m。
人口は444人(2023年3月現在)。
父島から更に南に約50km、貨客船「ははじま丸」で片道約2時間10分の距離に位置しています。
父島(人口2078人)に比べて人口や観光客が少なく、貴重な固有種の動植物が多く残されており、世界自然遺産登録の決め手となりました。
この大自然豊かな島で栽培されたレモンです。

母島レモンとは⁉
果実先端がレモン特有の凸が少なく、小ぶりでミカンのように丸い形をしており、皮が薄いので、収穫始めのグリーンレモンのうちから皮ごと食べることができます。
一般的なレモンと比べて、酸味が少なくまろやかな味わい、甘い香り、豊富な果汁が特徴です。
流通量が非常に少ない高級レモンです。

日本一早く収穫が始まる露地栽培のレモンです
一般的な国産レモンの収穫時期は10月下旬頃から始まり、旬は2月頃です。
5月までには殆どの生産地で収穫を終え、各地の島レモンも8月中旬頃までには収穫が終了し、8月下旬になると国産レモンは全く収穫のない時期になります。
その、レモンが手に入らない時期に、食事療法などで国産無農薬レモンを必要とする方の為に、生産者の御理解のもと、まだ果実が小さい130g~150gサイズのグリーンレモンを手間暇かけ選別・収穫して頂き、日本一早く販売しています。
収穫始めはグリーンレモンが出荷されますが、日が経つごとにイエローレモンとなり、味もまろやかに変わっていきます。



当店は化学物質過敏症やアレルギー、病気で食を気にされている方向けに、化学農薬や化学肥料を使用していない農産物を提供しています。
その為、見た目の悪いものや大きさ、色、形が不揃いのものがあります。
更に、年々厳しくなる天候に生育不良のものも多くなり、収穫は減少しています。
国内0.1%以下と言われている化学農薬や化学肥料を使用しないで栽培する生産者を守る為にも、HIRYUでは、キズがあるものも含め、出来る限り買い取り、入荷時の状況により商品の販売基準を定め、選別して販売しております。
腐っているなどの理由でクレームがある場合は、購入後2日以内に写真を送信して頂ければ返品に応じますが、それ以外の返品の場合や一方的な悪質なレビューの書き込みをされた場合は、生産者と当店存続の為に、次回購入が出来なくなりますので、よく御検討のうえ御注文下さい。
特に化学農薬不使用の作物を初めて購入される方やレストラン関係の方は「思ったより見た目が悪い」と思われがちですのでよく御検討のうえ御注文下さい。
皆様の温かいご理解を頂ければ幸いです。


 






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