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ビタミンE

ビタミンEの歴史
1820年、アメリカのマッティルらが、ラットを脱脂粉乳で飼育すると繁殖できなくなることを発見しました。
1922年、アメリカのエバンスとビショップが、これまでのビタミンを含むエサで飼育すると生殖能力が衰えるのに対し、レタスを与えると生殖能力が回復し、妊娠に効果的な物質を発見しました。
1924年、シュアによって、ビタミンの発見順にアルファベット順で命名され、ビタミンEと名付けられました。
化学名は「トコフェロール」といい、ギリシア語でTocosは「子どもを生む」、pheroは「力を与える」という意味からエバンスが命名しました。
植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される脂溶性のビタミンです。
ビタミンEが医学的に広く知られるようになったのは1936年になってからのことです。
その後ビタミンEは、8種類存在することがわかり、1956年までにそれらの化学構造が明らかになり、グループを「トコフェロール」と「トコトリエノール」の二つに分けて、それぞれに「α (アルファ)」「β (ベータ)」「γ (ガンマ)」「δ (デルタ)」の計8種類を総称してビタミンEとしました。
その中でも「α-トコフェロール」は、最も強い活性を持つ代表的なビタミンEで、体内にあるビタミンEの90%を占めており、ビタミンの中でも最も強い抗酸化作用があり、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ります。
フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因や脂質過酸化反応により脂質を連鎖的に酸化させます。
ビタミンEは、フリーラジカルを消失させ、自らがビタミンEラジカルとなり、脂質の連鎖的酸化を阻止します。
発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生されます。
また、放射線の照射により、活性酸素が生成され、脂質過酸化反応による膜の破壊で赤血球の溶血反応が発生しますが、ビタミンEの投与によりこれらも抑制します。
同様に効果を示す、酸化還元酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)も存在します。

フリーラジカルと活性酸素の違い
フリーラジカルを直訳すると「自由で過激な分子」です。
物質は分子の集合体により構成されており、分子は原子の集合体により構成されており、
原子は原子核(陽子・中性子)と電子が対になって構成されており、フリーラジカルは原子核が不対電子な状態をいい、他分子から電子を奪い安定しようとします。
酸素が含まれる分子がフリーラジカルである場合は活性酸素になります。

ビタミンEの強力な抗酸化作用
ビタミンEは、細胞を覆う細胞膜に多く存在しています。
細胞膜は細胞の中の核や遺伝子など、重要な器官を活性酸素から守る役割をしています。
活性酸素は、本来病原菌を攻撃し体を守る働きをしますが、過剰に発生すると必要な細胞までも攻撃してしまいます。
鉄が酸素によってサビつくのと同じ様に、活性酸素は細胞を酸化させて傷つけてしまいます。
人間の体内で最も酸化されやすいのが、細胞膜に存在する不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は、細胞膜を構成するリン脂質のひとつで、体に弾力性を与える重要な成分です。
しかし、不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化されると、過酸化脂質になります。
中性脂肪由来の過酸化脂質は細胞内でスーパーオキシドアニオンを発生させ、細胞核内のDNAを損傷させる作用を持つため、数ある発癌性物質のひとつであると考えられています。
また近年の研究では、血管内膜と中膜の間に蓄積したLDL(低比重リポ蛋白質)コレステロールの一部酸化してできた過酸化脂質が内膜に作用して、動脈硬化症へと進行することが分かっています。
ビタミンEは、体内の活性酸素とすばやく結合して、還元することで、過酸化脂質の生成を抑えて体を守ります。

老化を防ぐ効果
ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって細胞の酸化を防ぐことから「若返りのビタミン」と呼ばれています。
血液中の過酸化脂質の量は、40歳以降に急に増加するといわれています。
細胞の酸化は細胞の働きを悪くして、老化を進行させます。
長年酸化を防ぎきれずに、生成された過酸化脂質がタンパク質と結合すると、老化色素であるリポフスチンとなって臓器や筋肉など全身に沈着します。
老化、関節炎、白内障、糖尿病、アルツハイマー型認知症、癌など、すべて酸化が関わっています。
酸化食品を控え、ビタミンEが豊富な生の野菜や果物で若さを保ちましょう!

ビタミンACE(エース) で相乗効果
ビタミンEは、ほかの抗酸化物質と一緒に摂ると更にその作用が高まります。
抗酸化作用のあるビタミンCは、ビタミンEの抗酸化作用をより高める働きもあります。
ビタミンAには、ビタミンEとビタミンCの働きを持続させる効果があります。
ビタミンEには、ビタミンAの酸化を防ぐ効果があります。
これら相互に作用を高め合う抗酸化ビタミンをビタミンACE(エース)といいます。
他にも、β-カロテン、ビタミンB2、セレンなども合わせて摂ることで老化防止の相乗効果が高まります。

生活習慣病予防
血管が老化し血流が悪化する動脈硬化は、高血圧や心筋梗塞、脳卒中など死亡率の高い様々な病気を引き起こします。
動脈硬化の原因のひとつは、血液中の悪玉 (LDL)コレステロールが酸化して、粘性の高い過酸化脂質が血管の内側にこびりつくことです。
血液中を流れるコレステロールも脂肪の膜で覆われているため、酸化しやすく、血管壁の細胞膜が傷つくことで動脈硬化が起こります。
ビタミンEは細胞膜のほか、血液中でコレステロールや脂質を運ぶリポタンパク質の中にも存在しており、強力な抗酸化力によって、コレステロールや脂肪の酸化を防ぎます。
過酸化脂質を分解して血液をサラサラに保ち、末梢血管の血行障害が原因と考えられる肩こり、腰痛、冷え性、頭痛、しもやけ、痔などの症状を改善します。

美肌効果
ビタミンEの血流改善効果によって、全身に血液が供給されることで、細胞の新陳代謝も活発になり、皮膚のカサカサ感を改善したり、肌に色つや・ハリが出るといった効果も期待できます。
ビタミンEは皮膚に浸透することもできるため、紫外線による害から肌を守り、シミやそばかすにも効果的です。
皮膚の細胞内でビタミンEが不足すると、紫外線などの影響で脂質が酸化します。
酸化によってできた過酸化脂質に蛋白質が結合すると、老人性のシミの原因になります。
過酸化脂質の生成を抑えるには、ビタミンACEが効果的です。

生殖機能を維持する効果
ビタミンEの化学名であるトコフェロールは、「子どもを生ませる」という意味です。
ビタミンEは、副腎や卵巣にも蓄えられ、女性ホルモンや男性ホルモンなどを含むホルモンの代謝に関わっています。
性ホルモンなどの生成や分泌の調整をする脳下垂体に働きかけて、生殖機能を維持し、月経前のイライラ、生理痛、生理不順などを改善する効果があります。
また、女性は閉経を迎える時期になると、女性ホルモンの分泌が減少して、ホルモンバランスが大きく変わり、肩こり・めまい・冷え・のぼせ・息切れ・手足のしびれなど更年期症状が現れます。
ビタミンEは、女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンの材料で、この時期にビタミンEを多く摂取すると更年期症状を軽減することができます。
最近では、ビタミンEと排卵誘発剤を併用すると妊娠率が上がるという報告もあり、不妊治療や更年期障害の治療に使用されることもあります。
男性もビタミンEの投与によって、精子数の増加や精力を高める効果があるといわれています。

普通の食生活からビタミンEの欠乏症も過剰症にもなることはありません。