HIRYU MAIL MAGAZINE
2024/08/10
初めての「南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)」がありました。
1週間以内に巨大地震が起きる可能性は数百分の1です!
過去の地震とは比較にならないほど強い揺れが予想されるため、
これまで以上の備えが必要です。
8月8日、宮崎県南部で震度6弱(M7.1)の地震が発生し、その後、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。
これは、M7以上の地震が起きた後に、隣り合った領域で1週間以内にM8クラス以上の地震が発生する頻度が数百回に1回であることを意味しています。
国内外の過去の事例では、同様の状況で7日以内に巨大地震が発生したのは1437例中6例であり、「必ず巨大地震が起こる」ということではありません。
しかし、普段よりも確立が高まっていることから、臨時情報(巨大地震注意)では、1週間は地震への備えを再確認し、すぐに避難できる準備をして日常生活を送るよう呼びかけています。
※臨時情報における「1週間」という設定は、「1週間以内に地震が起きなかったら安全」という意味ではなく、地震のリスクが高いとされる期間であり、自治体などによっては1週間の避難期間が設けられます。
「未発生の災害に対する避難としては“1週間”が限度だろう」とも考えられ、設定されました。
そのため、1週間経過後も引き続き地震に備えることが必要です。
(参考動画:NHK)
南海トラフ地震は、M8から9以上の巨大地震になることが予想されているだけでなく、日本の太平洋側の広範囲にわたって強い揺れが生じます。
これまでの震災では、地震そのものの“揺れ”よりもその後の津波や火災による被害が甚大でしたが、南海トラフ地震は、地震発生から3分後に到達する高さ34mの津波に加え、ケタ外れの揺れによる被害が大きいとも考えられています。
その大きな揺れは、建物の倒壊だけではなく、耐震設計のされた高層マンションも上下左右に大きく揺れることにより内部の設備や家具が倒れ建物が損傷、水道管やガス管の破損が予想されています。
同様に、道路や橋の崩壊、土砂災害などのリスクも高まります。
南海トラフ地震は、日本全体の地殻活動を活発化させ、8月6日のメルマガにも記載した通り、政府の地震調査委員会から発表のあった能登半島や上越沖など日本海側の大地震を引き起こしたり(上画像)、さらには首都直下地震や、富士山の大噴火を誘発することが考えられています。
2012年に政府が推計した死者数は最大で32万3000人、2019年には耐震化の進展などを理由に死者数は23万1000人に修正されましたが、東日本大震災の死者数1万5000人と比べても、比べ物にならないほど深刻な被害が予測されていることが分かります。
内閣府政策統括官による「南海トラフ巨大地震の被害想定について」では、細かい設定ごとに被害想定をシミュレーションしており、最大の死者数予測は以下の想定で出されています。
[風速8m/sの冬の深夜に地震が起き、東海地方が大きく被災した場合]
建物倒壊による死者が65,000人、津波による死者が160,000人、急傾斜地崩壊による死者が600人、地震火災による死者が5,800人、ブロック塀・自動販売機の転倒、屋外落下物による死者が20人、以上で合計が約231,000人とシミュレーションされています。
一方、2021年の国土交通省の調査では、自然災害への対策を「何もしていない」と答えた人は全体の39.5%となっており、「備えなければいけないと思ってはいるが、後回しにしている」という人が多くいました。
必要以上に不安な気持ちで過ごすのは良くありませんが、ハザードマップの確認や食料・物資の確保、避難経路の確認、家族との連絡方法の確認など、できることを確実に行い、備えることが大切です。
「臨時情報」発表後、HIRYUでは防災関連グッズが急激に売れています。
最も購入されているのが、簡易トイレ「IZA!PAPPA-いざ!ぱっぱ-」です。
災害時、食料よりも先に必要になるのが、トイレです。
1995年の阪神大震災以降、“トイレパニック”が繰り返されてきました。
便器が排泄物で溢れ、避難所のトイレは汚物が山盛りになります。
それを掃除するバキュームカーも間に合わず、ビニール袋などで用を足した場合もその後の臭いと菌が大問題となります。
マンションで過ごす場合も、過去の震災ではほとんどの水道管が破損、水栓トイレは使用できませんでした。
無理に使用すると、排水管の途中で汚物が詰まって逆流する可能性もあり、過去には実際にマンションの上層階で使用したトイレの汚物が、下層階の住居から溢れ出てくる事例が多発しました。
そんな中、政府や専門家などが「必ず用意してください」と言っているのが、非常用簡易トイレです。
内閣府は「1人1日5回の排泄×1週間分」(35回分)を推奨していますが、仮設トイレが設置された後も、避難所のトイレは劣悪な環境が続くため、余裕をもって「1人1箱×家族の人数分」を購入してください。
「IZA!PAPPA-いざ!ぱっぱ-」は、使用期限が15年あり、特注サイズの排便袋80枚、抗菌・消臭に優れた凝固剤80個が入った、外箱を便器の代わりに使うことができる、最高品質の日本製 非常用簡易トイレです。
8月6日のメルマガでも地震調査委員会の発表を受けて簡易トイレを特集していたため、現在「5%OFFクーポンセール」を開催しています。ぜひこの機会にご利用ください。
非常用簡易トイレ 「IZA!PAPPA-いざ!ぱっぱ-」 購入はこちら
【IZA!PAPPAの納期について】
※ 注文殺到につき、8/26(月)以降、ご注文順に順次発送予定です。
停電や外出ができないとき・・・
大容量モバイルバッテリー付きLEDランタンが必需品です。
停電などで電気が使えないとき、また、巨大地震に連動して富士山の大噴火が起きた場合には、しばらく外出することができず、情報源や連絡手段となるスマートフォンを充電しておくことが必須となります。
この「LUMENA2」は、圧倒的な明るさで停電時の明かりの確保はもちろん、10,000mAh大容量のモバイルバッテリーとしても使えるため、最近の大容量のスマホでも2回充電することができ、災害時に非常に役立ちます。
モバイルバッテリー付きLEDランタン「LUMENA2」 購入はこちら
防災グッズには、軍手は役立ちません!“丈夫な手袋”を用意してください
瓦礫やガラスが散乱する災害時の作業に、軍手は適していません。
鋭いガラスの破片や木のトゲ、むき出しになった古い釘などで、軍手ではすぐにケガを負ってしまいます。
傷のある手で災害時の泥水や汚水、不衛生な土に触れると、感染症にかかりやすくなり、「災害×感染症」という複合災害のリスクが高まります。
厚生労働省や、日本環境感染学会は、ケガの防止に「丈夫な靴や手袋」を、土壌や環境水の接触には「長靴やゴム手袋」を持つことを呼び掛けています。
そこでHIRYUが推奨するのが、自衛隊員向けに開発されたグローブ「護MAMORI」です。
手のひらは葉脈状に加工した天然ゴムを薄くコーティングしているため、感触を損なわず、高いグリップ力とフィット感を実現しました。
グリップ グローブ「護MAMORI」 購入はこちら
“さらし”は好きな大きさに切って包帯・ヒモ・オムツ・防寒具などの代わりに使えます
国産の綿糸だけを使用し、蛍光染料を一切使っていない晒(さらし)です。
34cm×10mの大きな晒は、お好きな長さで切って、
・包帯や止血帯
・ロープ、担架、人を運ぶ際の道具
・腹巻やマフラーなどの防寒具
・ねじってロープや紐の代わり
・熱中症予防や防災頭巾
・布オムツや布ナプキン
・アイマスク
・歯磨き、顔・体拭き
・おんぶ紐
など、災害時には様々な用途に使うことができます。
※デリケートな赤ちゃんの口元やおしりを拭くには、減菌精製水使用「ママとベビーの水だけぬれコットン」も便利です。
国産綿糸「吉田さらし」 購入はこちら
食器の上にラップを敷いて節水対策etc・・・ラップは1本持っておくと便利です
ラップもさらし同様に様々な使い方ができます。
・食器の上に敷いて使えば食器洗い不要に(上写真)
・食器洗いのスポンジ代わりに
・包帯や絆創膏がない場合の傷口の処置に
・骨折の場合も、板などで添え木をしてその上からラップで巻いて応急処置に
・お腹に新聞を巻いてラップで巻けば腹巻に
・油性マジックでメッセージを書いて簡単な伝言板に
・細く丸めたり三つ編みをして紐の代わりに
・生ゴミやオムツを包んでニオイ対策に
・スマートフォンの防水に
1本あると大変助かります。
HIRYU推奨の「EM バランスラップ」は、エンバランス加工の鮮度保持効果を持った、添加物なしのポリエチレン製ラップ。
微生物の力で食品の鮮度保持に役立ちます。
EM「バランスラップ」 購入はこちら
10年の長期保存可能なアルカリ乾電池は、「備えの基本」です
防災グッズに必ず入れておきたいのが、乾電池です。
ラジオ、懐中電灯、一部のモバイルバッテリーやLEDライトなど、停電時にも乾電池で動くものは多くあります。
お手元にある乾電池式の防災グッズを確認し、必要本数を計算して、常にストックしておきましょう。
パワーが強く、マンガン乾電池の約2~5倍長持ちするアルカリ乾電池をお使いください。
HIRYUの推奨は、Panasonicのエボルタネオです。
一般の単三電池の1.5倍の電池容量を持ち、10年間の長期保存が可能なエボルタネオは、最高品質の乾電池です。
Panasonic乾電池・コイン形リチウム電池 購入はこちら
火山災害にも対応した備蓄食品!ローリングストックに最適!
日光浴ができないときに、ビタミンDを補うことができる「+Dシリーズ」の餅と麺
前回の富士山噴火は1707年の「宝永噴火」ですが、この噴火は同じく1707年にM8.6を記録した「宝永地震(南海トラフ地震)」の49日後に起きました。
過去5000年の歴史の中で、富士山が300年も噴火していないのは初めてであり、今回の南海トラフ地震に連動して富士山が噴火する可能性は高いとみられています。
富士山が噴火すると、東京など関東地方にまで火山灰は降り積もります。
鋭いガラス質の火山灰は、気管や肺に入り込みやすく、子供や高齢者、呼吸器疾患のある人には特に、大きな影響を与えます。
火山灰の影響で水道・ガス・電気が止まり、交通機関は麻痺し、外出も禁止になることが予想されています。
富士山が噴火した場合は、一定期間、買い物せずに家の中で過ごせるだけの充分な物資が必要です。
その際、日光を浴びずに過ごすことで、現代人にもともと不足しているビタミンDという栄養素がさらに不足します。
ビタミンDが不足すると骨にカルシウムを吸収することができず、体中の骨の痛みや変形を起こす「骨軟化症」や、骨がもろくなり骨折しやすくなる「骨粗鬆症」を発症します。
ビタミンDは日光浴のほか、キノコや魚類を食べることでも生成されますが、災害時には生鮮食品が手に入りません。
そこで、ストックを推奨するのが、「玄米麺+D」と「玄米餅+D」です。
非常食としても役立つ「玄米麺」と「玄米餅」に、天然100%のビタミンDを配合した「+Dシリーズ」の食品です。
麺なら2袋、餅なら3枚食べることで、1日分のビタミンDを摂取することができます。
外出できないときの栄養補給としても、この「+Dシリーズ」を備蓄しておくことが重要です。
半生麺・半生餅なので、水も火もない緊急時には、そのままゆっくり噛んで食べることでエネルギー源の確保と空腹を満たすことができます。
「玄米麺+D」「玄米餅+D」 購入はこちら
「南海トラフ臨時情報」からの1週間だけではなく、今後起こるであろう災害に備え、日頃からの準備が必要です。
毎日の生活で必要分を消費しながら、使った分だけ買い足していく「ローリングストック」を実践し、災害に備えましょう。