地球環境と健康を考える HIRYU

プルーンとは
プルーンはバラ科の樹木で、西洋スモモと呼ばれるスモモの仲間であり、ドライにしたものを「プルーン」と呼びます。
発祥地は西アジアのコーカサス地方の丘陵地帯とカスピ海沿岸付近ですが、主な産地は、カリフォルニアプルーンで有名なカリフォルニア州です。
肥沃な土地と温暖な気候のカリフォルニアは、歯ごたえのよい、果糖をたっぷり含んだ美味しいプルーンが生産されます。

生産環境に拘るドライフルーツブランドNovaの有機プルーン
100年以上にわたる果樹栽培の経験と知恵がある生産者により、農薬や化学肥料を使用しない栽培で作られており、緑や池がある農園周辺に対しても、生態系と環境の監視を徹底し、美しい自然環境を維持しています。

収穫
果実が最も熟している8月～9月に収穫を行います。
目視では収穫時期の判断が難しいため、軽く触って柔らかくなった頃に、上写真のように、機械式ハーベスタで、木を揺すり、熟した果実を落とします。

洗浄
収穫されたプルーンは、直ちに乾燥工場へ運ばれ、洗浄されます。

乾燥
洗浄したプルーンを、82.2°Cで18時間乾燥し、プルーンが出来上がります。


プルーンの特筆する栄養と効果
■抗酸化物質「ネオクロロゲン酸」にアンチエイジング効果
フェノールの一種で抗酸化物質のネオクロロゲン酸が、体に有害な活性酸素から細胞を守るのに役立ち、アンチエイジング効果が期待できます。
抗酸化力の強さをはかる「活性酸素吸収能力(ORAC)値」は、1日1個で医者いらずといわれる皮つきリンゴの2.6倍、抗酸化物質の宝庫といわれるトマトの20倍もあります。

■血糖値を急激に上げない低GI食品です
甘みが強いですが、血糖値の上がりづらい低GI値食品であるため、糖尿病の方や血糖値を気にしている方にもお召し上がりいただけます。

■豊富な食物繊維が、大腸癌を予防します
善玉菌のエサとなる「水溶性食物繊維」と便のカサを増やして腸壁を刺激する「不溶性食物繊維」が約1:1の割合で含まれています。
現在、ほとんどの日本人に食物繊維が不足しているといわれているため、水溶性と不溶性の食物繊維の両方を一度に摂れるプルーンは、菌活をする方にオススメの食品です。

■抗酸化力の高いβカロテンが豊富です
βカロテンは体内で必要分だけがビタミンAに変わるため、過剰摂取の心配がなく、優れた抗酸化力で活性酸素を除去し、体の皮膚や粘膜を保護します。

1日約40g(4～5粒)で様々な健康・美容効果が期待できます。

プルーンを使ったレシピを紹介致します。

HIRYU style [ organic gluten-free ] VEGAN RECIPE
プルーンのトランシュ
抗酸化成分と鉄分、食物繊維の補給に!
鉄欠乏性貧血の女性や妊婦さん、育ち盛りの子どもに食べてほしいヘルシーなおやつです。

【10カット分(16cm×5.5cmの型)の材料】
▪プルーン　種なしで130g
▪玄米粉　100g
▪リンゴ　70g
▪ミカン　60g
▪片栗粉　50g
▪アーモンド　30g
▪くるみ　20g
▪レーズン　20g
▪豆乳　10g
▪ヨーグルト　大匙2
▪甘酒　大匙2
▪サラダ油　小匙1
▪シナモンパウダー　小匙1/2

【作り方】
①種から果肉をそぎやすくする為に、プルーンをお湯に10分程浸けます。
②ボウルに玄米粉、すりおろした林檎、片栗粉、砕いたアーモンド、豆乳、ヨーグルト、甘酒、油、シナモンを入れ、しっかりと混ぜます。
③種を取り粗みじん切りにしたプルーン、1/2に切ったみかん、粗く砕いたクルミ、レーズンを②に加え軽く混ぜます。
④型に入れ、170℃に予熱したオーブンで40分焼き、その後130℃で15分焼いたら完成です。