地球環境と健康を考える HIRYU

薬剤師から生まれたダーデン社のオーガニックチョコレート
南フランスのピレネー山脈の麓の小さな町ルションにあるダーデン社は、歴史が古く、1897年薬剤師ルドビクダーデンによって創業されました。
1800年代の後半、カカオは薬としても使用され、薬剤師が取り扱っていました。
創業者の「ルドビクダーデン」はノーベル化学賞受賞者のポールサバティエの弟子の中で、特に関係が強い弟子で、チョコレートの改善すべき、消化不良・嘔吐・頭痛などを取り除いた美味しいチョコレートの開発に全力を注ぎました。
その努力は報われ1905年に特許を受けた特別な製法で作られたチョコレートが誕生。
伝統的な製法は大切に守られ、現在も引き継がれています。
2013年版VIDAL（フランスの歴史ある医薬品辞典）にダーデン社のチョコレートが健康的なチョコレートとして掲載されています。
また、有機認証、グルテンフリー認証、ヴィーガン認証、フェアトレード認証を取得しています。

白砂糖は精製されて不純物がないため、体内で消化されるとブドウ糖と果糖に分解され、血糖値（血中のブドウ糖濃度）を急激に上げます。
このため、白砂糖の過剰摂取は生活習慣病の原因になると言われています。

低GI値のアガベシュガーを使用！！
上の写真は、リュウゼツラン科アガベ属の植物、アガベです。
原産国メキシコでは、テキーラの原料として昔から使用されてきました。
甘さは砂糖の約1.3倍ありますが、スッキリとした甘味が特徴です。
アガベシュガーのGI値は23±3で、GI値が55以下の食品は低GI食品に分類されます。
アガベシュガーのGI値が低い理由は、果糖が80%と高くショ糖がほとんど含まれていないからです。
さらに、脳の必須栄養素であるブドウ糖も約15％含まれています。
低GI値食品は、血糖値の急激な上昇とインスリンの過剰分泌を抑え、糖尿病や肥満のリスクを低減する健康的な食生活に役立ちます。
また、「食べるインシュリン」と呼ばれる菊芋と同じ、食物繊維の一種「イヌリン」が含まれており、血糖値の上昇を緩やかにし、糖質の吸収を阻害する効果があります。
低GI食品に詳しく知りたい方はこちらをクリック

ダークチョコレートとは…
チョコレートの原料である「カカオ豆」から作られる「カカオマス」を、重量比で40％以上使ったチョコレートのことです。
（一般的に「カカオ40%チョコレート」などと表記されることが多いです）。
「カカオマス」に含まれるカカオポリフェノールが豊富で、健康面でさまざまな効果が期待できます。

■ポリフェノールの含有量がワインの4倍！
カカオの含有量をワインと比較すると、ワイン100ｇで180mgに対し、ダークチョコレート100gは840mgと、約4倍も含んでいます。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、活性酸素を抑える働きや動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。

■集中力・記憶力を高め気持ちを穏やかにします
カカオに含まれるテオブロミンは、カフェインと同じ誘導体の一種で、集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせます。

■ミネラルが豊富でバランスがよい
原料のカカオには、カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛・カリウムなど不足しがちなミネラルが含まれています。

■食物繊維が豊富
カカオには、リグ二ンという食物繊維が多く含まれ腸の蠕動（ぜんどう）運動をサポートします。
また、腸の環境を整える善玉菌を増やしてくれる作用があります。

■認知症予防の可能性も！
カカオポリフェノールは、アルツハイマー型認知症や認知機能との関連性があるとされているBDNF（脳由来神経栄養因子）に働きかけて、脳の認知機能を高めるという研究報告があります。
BDNFは脳にとって重要な栄養分ともいわれており、加齢とともに減少していきます。
認知機能の向上によって、記憶力アップや認知症予防につながる可能性が期待されています。

ダーデンの持続可能な取り組み
ダーデン社は、環境保護に考慮して原料供給・製造・包装・流通全てに配慮した会社を目指しています。
2005年より全ての商品をオーガニック原料で製造し、配送のトラックなども地球環境を配慮した運行をしています。
カカオの豆は、地球と人々に優しいフェアトレードのものを使用し、持続可能な供給先と提携を結び安定した価格で製品をお届けします。
常に最高品質のオーガニック原料で伝統的な製法を用いて作る、本物のチョコレートをお楽しみください。

HIRYUが考える子供向けのチョコレート
戦後の「GIVE ME CHOCOLATE」から子供達の大好物となったチョコレートも、カフェインが問題視され、今では4歳未満には摂取させないことを厚労省も呼びかけています。
□神経を興奮させる作用があり、イライラや不安感、眠れなくなるといった症状を引き起こします。
□吐き気や強い鼓動、けいれんを引き起こす可能性があります。
□体内のカルシウムや鉄分、亜鉛といったミネラルの排出を促す作用があります。
□脳内報酬系の発達に作用し、将来の食品や飲料の好みに影響を与える可能性があります。
子供は大人よりもカフェインの影響を受けやすく、肝臓の代謝機能も大人に比べると劣るため、症状が長引く可能性があります。
厚労省では子供のカフェイン摂取量上限を以下に定めています。
□4歳〜6歳：最大45mg/日
□7歳〜9歳：最大62.5mg/日

そこでHIRYUでは、カカオではなく稲子豆（いなごまめ）を粉末にしたキャロブパウダー使った手作りチョコを子供達に与えています。
カカオと似た味のキャロブはカフェインがなく、カルシウムや鉄分、食物繊維等を豊富に含むため、日本では健康食品としてされています。
特に、キャロブの鞘から抽出されるピニトールには、血糖値改善作用や肝機能の改善効果が認められています。