地球環境と健康を考える HIRYU

苺とは
バラ科の多年草である苺。
草本植物の苺は、園芸学上は｢野菜｣に分類されますが、スイカやメロンと同じく｢果実的野菜｣と呼ばれ、食品流通上は｢果物｣として扱われています。
クリスマスの需要に合わせて、スーパーなどには冬にハウス栽培の苺が多く並びますが、本来は暖かくなる春から初夏にかけて旬を迎えます。
イチゴの表面にある小さな粒は種ではなく、一粒一粒が果実であり、ひとつの苺はめしべの土台となる花托（かたく）という赤い部分に300個ほどの果実が集まった｢集合果｣です。
甘酸っぱい味に加え、見た目が可愛らしく人気の高い苺ですが、一方で、病害虫による被害がとても多く、農薬散布回数が多い農作物としても知られています。
収穫までに60回程の農薬を散布するのが通常であり、農薬を使用せずに栽培された苺は奇跡と言われています。
アメリカの環境保護団体「EWG」が毎年発表している｢残留農薬の多い農産物ランキング｣の2023年度版でも、8年連続ワースト1位となりました。
化学農薬のほか、有機JASが認める許容農薬や化学肥料、動物性肥料、除草剤も使用しない苺はほとんどありません。
HIRYUで販売している苺は、一匹一匹虫を取り除き、草をむしり、手間と苦労の末に育てた、大変希少な苺です。
植物由来の有機肥料のみを使用して芳醇な香りのする土を作り、味にこだわって栽培しました。



苺を保存食やローリングストックに
これまで「生命の壁」と呼ばれる3日分の食糧備蓄が必要だと言われてきましたが、更なる甚大な被害を想定し、1週間分以上の備蓄が求められるようになりました。
「ローリングストック」とは、非常食だけでなく、長期保存できる食品を普段の食事にとりいれて、消費しながら買い足していく食糧備蓄方法であり、政府や自治体、企業が積極的に消費者へ呼びかけています。
災害1-3日目は、冷蔵庫のものから食して、冷凍庫のものは保冷剤として活用し、氷は溶かして飲料水や調理に活用します。
災害4-7日目は、納豆や味噌など発酵食品、茹で時間の短い乾麺や乾物、缶詰、フリーズドライ食品、漬物やジャムを食します。


長期間の非常食に求められるのは「栄養」と「保存性」です。
苺は、新鮮なうちに冷凍することでビタミンCを始めとする栄養価を保ちながらの長期保存が可能です。
ぜひ、ローリングストックに活用してみて下さい。

当店は化学物質過敏症やアレルギー、病気で食を気にされている方向けに、化学農薬や化学肥料を使用していない農産物を提供しています。
その為、見た目の悪いものや大きさ、形が不揃いのものがあります。
更に、年々厳しくなる天候に生育不良のものも多くなり、収穫は減少しています。
国内0.1％以下と言われている化学農薬や化学肥料を使用しないで栽培する生産者を守る為にもHIRYUでは、キズがあるものも含め、出来る限り買い取り、入荷時の状況により商品の販売基準を定め、選別して販売しております。
腐っているなどの理由でクレームがある場合は、購入後2日以内に写真を送信して頂ければ返品に応じますが、それ以外の返品の場合や一方的な悪質なレビューの書き込みをされた場合は、生産者と当店存続の為に、次回購入が出来なくなりますので、よく御検討のうえ御注文下さい。
特に化学農薬不使用の作物を初めて購入される方やレストラン関係の方は「思ったより見た目が悪い」と思われがちですのでよく御検討のうえ御注文下さい。
皆様の温かいご理解を頂けたら幸いです。