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HIRYU MAIL MAGAZINE
2021.6.20 日本の水は本当に安全か?
いま、世界では「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」と呼ばれる有機フッ素化合物の水汚染が重大な環境問題として取り上げられています。
化学物質の中には、環境中で分解されにくく、人や野生生物などの体内に蓄積しやすく、地球上で長距離を移動して遠い国の環境にも影響を及ぼすおそれがあり、一旦環境中に排出されると私達の体に有害な影響を及ぼしかねないものがあります。
このような性質を持つ化学物質を、通称POPs(ポップス)と呼びます。
POPsとは残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants)の頭文字をつないだ略称(語尾のsは複数を示す)で、例えば、ダイオキシン類やPCB(ポリ塩化ビフェニル)、DDT(殺虫剤)といった化学物質が挙げられます。
POPsは、環境中にある量が少なくても、食物連鎖により蓄積してしまうので、悪い影響が起こるのではと心配されています。
さらに、環境中で分解されにくいPOPsは、例えば、発生・使用時に飛散したり、揮発したりして空気中に拡散したものが、大気の流れに乗って移動し、冷たい空気に触れることで地上に降下することが考えられます。
これを繰り返して、土・水・空気を汚染しながら地球全体に広範囲に移動・拡散し、POPsをこれまでに製造・使用したことがない地域でもPOPsによる汚染が見つかっています。
POPs条約で有機フッ素化合物のPFOSとPFOAが廃絶に
有機フッ素化合物(PFAS:ピーファス)のうち、もっとも研究が進んでいる代表的なものにPFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の2つがあります。
これらの有機フッ素化合物は8個の炭素原子(化学記号C)をもつことから「C8(シーエイト)」とよばれ、C8調査委員会により以下の通り、健康に与える影響が報告されています。
[胎児、子ども]
●低出生体重
●免疫系のかく乱(有害なウイルスや菌に対する獲得免疫力の低下、ワクチン効果の低減)
●甲状腺ホルモンのかく乱
●脳の発達阻害、精神発達障害
[大人]
●癌(精巣、腎臓、前立腺)
●高コレステロール血症
●潰瘍性大腸炎
●精子の質の低下
●妊娠高血圧症、妊娠高血圧腎症
●胎児の成長に重要な役割を果たす母体の脂肪酸レベルの低下
また、2020年10月には、ハーバード大学の研究者らによって、特定の有機フッ素化合物の血中濃度が高いことが、新型コロナウイルス感染症の重症度の上昇につながることが報告されました。
米国の疾病管理予防センター(CDC)と有害物質・疾病登録局(ATSDR)も、有機フッ素化合物が新型コロナウイルスに罹患して重症になるリスクを上昇させる可能性があると指摘しています。
さらに、米国の専門家たちは、血液中の有機フッ素化合物濃度が高いことが新型コロナワクチンの効果を低くすることを懸念しています。
このような有害性にくわえて、分解されにくいこと、生物に蓄積すること、長距離移動することから、PFOSは「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(通称POPs条約)」において条約の附属書A(廃絶)に追加されており、PFOAも追加されることが決定しています。
しかし、有機フッ素化合物は現時点で約5000種類があり、有害性が未知なものが沢山あるため、有機フッ素化合物廃絶に向けた世界の動きに注意していく必要があります。
有機フッ素化合物による世界の汚染状況
アメリカ人口の99.9%の血液がPFOSに汚染され、99.7%がPFOAに汚染しているという衝撃的な調査報告が2007年に米国政府から出されたことにより、各国で有機フッ素化合物(PFAS)に対する危機感が強まっています。
アメリカでは2018年に環境保護庁(EPA)長官が、PFAS汚染は「国家的な危機」だと宣言したことから、この問題はテレビの報道番組でトップニュースの常連となり、多くの映画も制作されたことで国民の認知度が高まりました。
ブラウン大学(米国)のデイビッド・サビッツ教授は、有機フッ素化合物汚染に関して「大きな懸念は、血液中に長く残ること。影響が出るまで何年もかかるかもしれません。これは人々が経験したことのない、新しいタイプの汚染です」と述べています。
一方、ヨーロッパでは10万地点で環境中に有機フッ素化合物が垂れ流され、特に高濃度汚染地域の住民の血液から有機フッ素化合物が検出されており、飲み水の浄化にかかる費用は2兆6000億円と見積もられています。
なお、POPs条約でPFOSとPFOAの廃絶が決まった後、中国が世界一の有機フッ素化合物の製造国になっているようです。
水道水は塩素よりもフッ素が危ない!?
水道水に含まれる塩素が、発癌性のトリハロメタンを生じさせることから、体に有害なものとして一般にも広く認識され、水道水から残留塩素を取り除くためのフィルターや浄水器が作られてきました。
しかし、世界中で飲み水が有機フッ素化合物(PFAS)に汚染されていることが明らかになったいま、安全な水を得るうえで残留塩素やトリハロメタンの除去だけでは不十分です。
代表的な4種のPFASと4種のトリハロメタンが健康に及ぼす危険性を「半減期」と「口から摂取した場合の最小リスクレベル」をもとに比較した表を以下にまとめました。
[用語説明]
半減期…物質やその能力や機能、濃度などが、代謝などの化学的な反応などによって半減するまでに要する時間をいう。
最小リスクレベル…ヒトが一生涯にわたって毎日摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される一日あたりの摂取量を指し、体重1kgあたりの摂取量で表される。
上の表から分かる通り、PFASとトリハロメタンの半減期を比べると、単位が「年」と「分」で非常に大きく異なり、PFASはトリハロメタンに比べて約5万∼50万倍分解されにくいことが分かります。
水道水中のトリハロメタンは煮沸により数十分で半減しますが、PFASは生物蓄積性が高く、体内で半減するまでに数年から数十年かかるため、体の外に排出されるまでには生涯の大半から一生かかると推定されています。
また、最小リスクレベルが低いほど有害性が高いことを意味しますが、PFASでは単位がng(ナノグラム)であるのに対し、トリハロメタンではngの1000倍のµg(マイクログラム)になっています。
最小リスクレベルの数値が最も低いPFOSは、数値が最も高いジブロモクロロメタンより4万5千倍危険であるといえます。
欧州食品安全機関(EFSA)は免疫系に関する特定の有機フッ素化合物の影響を示す研究結果をもとに、耐容週間摂取量*として、4種のPFAS合計値を 4.4 ng/kg 体重/週としました。
つまり、日本人の平均体重である男性62.7kg、女性50.8kg(令和元年国民健康・栄養調査より)をもとに計算すると、健康に害を及ぼさないと推定される1日あたりの有機フッ素化合物の耐容摂取量は、男性で39.4 ng、女性で31.9 ngということになります。
有機フッ素化合物の摂取量をこの数値以下にとどめることが安全ということです。
*耐容週間摂取量とは...ヒトが一生涯にわたって摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される一週間当たりの摂取量のことを指し、体重1kg当たりの物質の摂取量で示されます。
日本の水道水におけるPFAS基準値
1日の平均的な水の摂取量1.5リットルをもとに計算すると、健康を守るために水中の有機フッ素化合物濃度は21ng/L以下である必要があります。
ちなみに、アメリカでは、非営利組織である環境保護団体(Environmental Working Group: EWG)が設定した国民の健康を守るためのPFASの水中許容濃度は1ng/Lです。
ところが、日本が設定した目標値はEWG基準値の50倍にあたる50ng/Lであり、この目標値に対する専門家たちの批判の声も上がっています。
巨大化学企業によるPFASの危険性の隠ぺいが数十年に及んで続けられてきたことを明るみに出した立役者であるロバート・ビロット弁護士は、
「飲料水のガイドラインや基準値は、多くの団体や科学者組織で設定・提示が進んでおり、それらと比べて50ng/Lは保護の観点に立っているとは言えない。複数のPFAS化合物が飲料水中に足し算的に累積したときの影響についても、PFAS化合物への複合ばく露がヒトに与える重大な病状との関連を裏付けるデータもますます増大していることに注目が集まっている。」
と述べています(岩波ブックレットNo.1030「永遠の化学物質 水のPFAS汚染」より引用)。
日本における水質検査の実態
日本における主なPFAS製造工場は大阪府摂津市、千葉県市原市、静岡県静岡市にあります。
また、PFAS汚染源となっている米軍基地や民間空港の周辺、ごみ処理場、排水処理場から河川や地下水を通ってPFAS汚染は広範囲に及んでいる可能性があります。
しかし、日本国内でのPFASの水汚染問題に対する取り組みは、海外と比べると非常に消極的であり、そもそも国民に充分な情報提供がなされていないのが現状です。
NHK番組「クローズアップ現代」が2019年5月15日に放映した「化学物質“水汚染” リスクとどう向き合うか」では、番組制作チームが各都道府県に対して行った聞き取り調査で、「継続して環境中の有機フッ素化合物(PFOSとPFOA)の水質調査を行っています」と答えたのは、6の都県にとどまったといいます。
環境省が行っている全国調査では、調査ポイントが1都道府県当たり1か所から3か所と非常に少なく、全国に6,423ヵ所の浄水施設があるなかで、調査を行っている浄水施設は122ヵ所(浄水所全体の1.9%)のみです。
37地点で50 ng/LのPFAS暫定目標値を超過!
環境省が令和元年度に実施した全国のPFAS測定調査で、各都道府県のPFOS又はPFOAの排出源となり得る施設周辺等の計171地点において調査を実施した結果、13都府県の37地点(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、大分県、沖縄県)で暫定目標値の50 ng/L (50 ppt) の超過が確認されました。
このなかで、最も測定値が高かったのは大阪府の摂津市の地下水で、なんとPFOSとPFASの合計濃度が1855.6 ng/L(日本の暫定目標値の37倍)でした。
なお、米国EWGによる基準値1 ng/Lに照らし合わせた場合、超過地点数は38都府県の126地点に及ぶことから、全国的にPFAS汚染が確認されているといえます。
有機フッ素化合物汚染から健康を守るためにまず何から始めるのがよいか?
まず、飲み水や料理につかっている水からできる限り有機フッ素化合物を除去することが最も有効な対策になります。
有機フッ素化合物汚染に対する最も厳しい基準を設けている米国EWGが推奨しているように、各家庭に有機フッ素化合物を含む有害物質除去能の高い浄水器を取り付けることが推奨されています。
有機フッ素化合物の除去能力を持つフィルターや膜には、粒状活性炭フィルター、逆浸透膜(RO膜)、イオン交換フィルターの3つがあります。
しかし、これら3つのそれぞれに性能やコスト面で以下のとおり、一長一短があります。
●粒状活性炭フィルター 長所:コストが比較的安い/短所:分子の小さいPFHxSなどのPFASは除去が難しい。頻繁なフィルター交換が必要
●逆浸透膜(RO膜) 長所:浄水フィルターや膜の中で唯一、PFAS除去率90%以上の最高性能をもつ。膜交換は3~5年に1回で済む/短所:コストが高い。捨て水が生じる
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