




里芋は、土の中にできますが、根ではなく茎が肥大したものです。
株の中心に親芋ができ、その周りに子芋、孫芋と順々に増えていきます。
里芋の中でも、石川早生(いしかわわせ)や土垂(どだれ)などの品種は子芋、孫芋を食用とする品種で、えび芋は、親芋、子芋、孫芋すべて食用になり、たけのこ芋は子芋がほとんどできず、親芋自体を食用とします。
八つ頭は、子芋が分球しないため親子が一つの塊になるタイプで、親芋も子芋も食べられます。
石川早生は、土垂と並ぶ里芋の代表的な品種で大阪府南河内郡石川村が原産であることから名づけられました。
形が丸くて小さく、つるりとして粘りのある食感と淡白な味わいが特徴です。
小さいので、「きぬかつぎ*」のほか、まるごと使える煮物にも向いています。
*きぬかつぎとは...里芋の小芋を茹でたもので、切れ目を入れたところからつるんと皮をむいて食べる料理をいい、その肌の白さが上流の婦人が外出するときに顔を隠すために衣をかぶった布に似ていることから衣被(きぬかつぎ)と呼ばれるようになりました。

化学農薬を一切使わずに栽培した里芋です!
「農薬」とは、農産物の育成に必要な薬であり、主に殺菌剤、防黴剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、植物成長調整剤(通称「植調」:植物ホルモン剤など)など「化学農薬」と、害虫の天敵となる微生物や菌を利用する「生物農薬」があります。
他にも、重曹や食酢、珪藻土粉剤、ワックス水和剤などがあり、これらは生物農薬と同じ「特定農薬」に分類されます。
「化学農薬」は、毒性が強いことから使用基準などが設けられているのに対して、「特定農薬」は、毒性が低く、環境や健康に影響がないことから使用基準などが設けられていません。
生産者の殆どが生産性効率のよい「化学農薬」を使用していますが、本商品では一切の化学農薬を使用していません。
化学肥料を使っていない里芋です!
日本で栽培された農産物の殆どに化学肥料が使われており、肥料をプラスチックでコーティングされた被覆肥料が、海洋プラスチックゴミ問題となっています。
特に日本の海は世界平均の27倍以上もの濃度のプラスチックゴミに汚染されており、海洋のみならず農作物からも吸収され、海産物や青果物など食品を通じて体内も汚染しており、妊婦の胎盤などからも検出されています。
こうした背景から2015年9月、国連加盟193カ国による国連サミットで、2030年までに達成すべき17の目標を定めた「SDGs」の12番目と14番目に、プラスチックゴミによる環境汚染防止が定められました。
本商品では一切の化学肥料を使用していません。
土付きなので酸化防止剤が使われていません!
洗い里芋は、表面の皮も剥けてしまう為、変色防止の為に酸化防止剤を使うことがあります。
本商品は土付きの為、酸化防止剤を使用していません。

HIRYU代表と同郷で、家族同然のお付き合いにある食療農法家の村越宏さん。
長年、病院で診療放射線技師長を務め、定年後は「治療に貢献できる野菜づくり」を目指し、先代より圃場を引き継ぎ、HIRYUの専門の農場として化学農薬や化学肥料を一切使わない野菜作りを開始しました。
「食べるインシュリン」と言われる糖尿病に有効な菊芋や、末期癌で食欲不振による衰弱に有効な長芋、クレオパトラが美貌持続に愛用していた「不死の植物」と言われるアロエベラ、ビタミンCを最も効率よく摂取できるキウイフルーツ、HIRYU健康推進野菜のトマト、ケトン食野菜のブロッコリーや胡瓜、滋養強壮効果が高く農業賞受賞ブランドの八つ頭など、健康を意識した作物を栽培しています。
近隣の自然が減少していることを気にかけ、野生動物に食べられても良い圃場を敢えて設けるなど、環境への配慮もされており、HIRYUスタッフ一同が非常に信頼を寄せている生産者です。
上画像は、HIRYUスタッフTシャツを着用して農作業されている村越さん。

■高血圧を改善するカリウムが豊富です!
現代人の食生活は、肉食や精製塩を使った加工食品が増えたことから、ナトリウムの摂取過多となっています。
体内に溜まったナトリウムはカリウムがなければ排泄されません。
カリウムを多く摂ることで、高血圧や生活習慣病の予防・治療に役立てられます。
■活性酸素から細胞を守るビタミンEが豊富!
血液中の過酸化脂質の量は40歳以降に急増し、細胞の働きを悪くして老化を進行させます。
ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって過酸化脂質の発生を抑え、細胞の酸化や老化を防ぎます。
■綺麗な肌と髪を作るビタミンB6が豊富です!
ビタミンB6は健康な皮膚、髪、筋肉、内臓をつくり、細胞の新陳代謝を促すことから、発育促進、各組織の修復、生殖機能の活性化や利尿作用があります。
ビタミンB群を多く摂取する人は、あまり摂取しない人に比べて心筋梗塞になるリスクが37~48%低くなるとの疫学調査結果が出ています。
■胎児や子供、妊娠を希望する女性、認知症の方に必要な葉酸が豊富です!
葉酸はDNAの合成や調整に深く関わる重要な栄養素であり、細胞分裂の盛んな胎児や子供の正常な発育に不可欠です。
妊娠後期には通常の2倍量が必要になり、妊娠中に欠乏すると、胎児の神経や脳の生成に異常をきたすリスクが上がるため、特に注意が必要です。
また、認知症では血清葉酸濃度が低値であるという多数の研究結果から、葉酸摂取と生活習慣に気をつけることが認知症の予防や改善につながるといわれています。
■大腸癌を予防する食物繊維が豊富です!
現代の日本人は、平均的な1日の食物繊維摂取量が不足しており、大腸癌が癌による死亡原因の第2位(女性のみでは第1位)になっているため、食物繊維をしっかり摂ることで腸内環境を改善し、大腸癌予防に役立ちます。
なお、里芋にはヌメリの原因となる2種類の水溶性食物繊維「ガラクタン」と「グルコマンナン」が含まれ、食べ過ぎを防ぎ、コレステロールの吸収を抑え、血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。

酸化は、体内細胞の水素イオンを奪い、老化、病気を促進させます。
還元は、酸化した細胞が水素イオンを得て、元の細胞に戻るので、老化、病気を改善します。
酸化させる力と還元させる力との差を電圧(mV)で測定する事ができます。
これを酸化還元電位(Oxidation-reduction Potential)、略してORPといいます。
酸化力が強いほど電圧値はプラスになるので酸化物質が多い事を意味します。
還元力が強いほど電圧値はマイナスになるので還元物質が多い事を意味します。
例えば、水道水の場合、ORP+500~700mVあり、酸化物質が非常に多く含まれています。
入浴後に化粧水が使われるのは、水道水に含まれる酸化物質に肌から水素イオンが奪われたのを補う為にあります。
健康の基準値となる血液のORPは+250mV以下です。
血液を酸化させない為には+250mVを上回らない還元力のある食事が健康の秘訣です。
ORPやpHについてもっと詳しく知りたい方はこちらを☞CLICK

HIRYUでは、放射線技師がNaIシンチレーション検出器「ベルトールド・テクノロジー社製ベクレルモニターLB200」により、γ線を放出する放射性物質(セシウム、ヨウ素など)の測定検査を行っています。
環境省では、食品への影響はセシウムの寄与率が90%と最も高いことから、食品基準値はセシウムを目安に100Bq/kg以下を安全としており、厚労省の定めたスクリーニング法による測定の場合の検出下限値を25Bq/kg以上と定めています。
よって、25Bq/kg以上を測定可能な検出器で、測定下限値未満の場合は不検出(ND)とされます。
当検出器の測定下限値は20Bq/kgであり、厚労省の条件を満たしています。
自然放射線量やミネラル成分などからも検知されるものなので、原発からの放射性物質だけが検出器の数値を表示するものではないことをよくご理解下さい。
本商品の測定結果は、0Bq/kg不検出(ND)です。






これまで「生命の壁」と呼ばれる3日分の食糧備蓄が必要だと言われてきましたが、更なる甚大な被害を想定し、1週間分以上の備蓄が求められるようになりました。
「ローリングストック」とは、非常食だけでなく、長期保存できる食品を普段の食事にとりいれて、消費しながら買い足していく食糧備蓄方法であり、政府や自治体、企業が積極的に消費者へ呼びかけています。
災害1-3日目は、冷蔵庫のものから食して、冷凍庫のものは保冷剤として活用し、氷は溶かして飲料水や調理に活用します。
災害4-7日目は、納豆や味噌など発酵食品、茹で時間の短い乾麺や乾物、缶詰、フリーズドライ食品、漬物やジャムを食します。
参考)飲料水及び生活水の目安は1人1日3ℓです。
カセットコンロのボンベは1本で約60分使用可能であり、1日30分の使用を目安に備えるとよいでしょう。
長期間の非常食に求められるのは「栄養」と「保存性」です。
里芋は、現代人に不足しがちなカリウム、ビタミン、食物繊維が豊富なので、栄養を補える非常食になります。
長期保存が可能なドライにして、ローリングストックに活用してみて下さい。
ドライ里芋は、そのままでも食べることができ、汁物や煮物にも使えて大変便利です。
是非、里芋を加工してローリングストックに活用してみて下さい。
HIRYU推奨の食品乾燥機「マレンギD5」(上画像)はこちら☞

当店は化学物質過敏症やアレルギー、病気で食を気にされている方向けに、化学農薬や化学肥料を使用していない農産物を提供しています。
その為、見た目の悪いものや大きさ、形が不揃いのものがあります。
更に、年々厳しくなる天候に生育不良のものも多くなり、収穫は減少しています。
国内0.1%以下と言われている化学農薬や化学肥料を使用しないで栽培する生産者を守る為にもHIRYUでは、キズがあるものも含め、出来る限り買い取り、入荷時の状況により商品の販売基準を定め、選別して販売しております。
腐っているなどの理由でクレームがある場合は、購入後2日以内に写真を送信して頂ければ返品に応じますが、それ以外の返品の場合や一方的な悪質なレビューの書き込みをされた場合は、生産者と当店存続の為に、次回購入が出来なくなりますので、よく御検討のうえ御注文下さい。
特に化学農薬不使用の作物を初めて購入される方やレストラン関係の方は「思ったより見た目が悪い」と思われがちですのでよく御検討のうえ御注文下さい。
皆様の温かいご理解を頂けたら幸いです。

【材料】
■里芋 300g
A■塩(細粒) 小匙1/2
A■醤油麹 大匙1
A■おろし大蒜 小匙1/2
B■玄米粉 大匙4
B■片栗粉 大匙4
B■水 120cc
■揚げ油 適量
【作り方】
①里芋は30分~1時間水に浸けて皮をふやかした後少し表面を乾かし、里芋の皮を包丁でこそげ取ります。
②①の里芋を一口大に切り、蒸し器で10分蒸します。
③Aをボウルに入れて混ぜ、②を熱いうちに入れ下味をつけます。
④Bをボウルに入れてよく混ぜ、衣を作ります。
⑤③に分量外の片栗粉をまぶし、④の衣を絡め、170℃に熱した油で1分程揚げ、火が通ったら油を切り完成。
【醤油麹の作り方】
醤油と玄米麹を1:1で合わせ、鮮度保持容器に入れ、1日1回混ぜ常温で約1週間程熟成させます。
熟成後は冷蔵庫で保存します。
※下味をつけた後、冷蔵庫で一晩置くと、中まで味がしみ込みます。
※里芋の表面を乾かすことにより、ぬめりが少なくなり皮をこそげ取りやすくなります。
※里芋の皮は削り落とすようにこそげ取ることにより、風味がしっかり出ます。
※⑤で油から出す際に竹串を使うと、衣が取れずに綺麗に仕上がります。(動画参照)
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