









冬に咲く梅の花。寒さを耐え忍んで美しく咲く姿は、日本人の禅の心に深く重なり、奈良時代までは桜よりも梅の花が愛でられていました。
梅干しが初めて日本の書物に登場したのは平安時代。
村上天皇の病気が梅干しにより回復したことが記されています。
江戸時代には庶民にも梅の人気は広まり、特に和歌山県みなべの梅は「田辺印」として評判が高まりました。
HIRYUの梅干しは、そんな梅の本場で、約30年も前から農薬や肥料を一切使うことなく、木の枝で丸くふっくらと完熟するまで育てた南高梅を使用しています。
高知県室戸岬の海洋深層水から造られたミネラルたっぷりの純国内産自然海塩に漬け込んだ滋味たっぷりの梅干し。
「命の糧としての食べ物だから」
異常気象や予期せぬ害虫の大発生で、収穫を前にして壊滅的な被害を受け、天を仰ぎ無念の涙を流したことも幾度かあったといいます。
それでも化学物質は一切使うことはせず、強い思いを抱いて作り続けてくれている農園さんの紀州自然梅です。
果肉はたっぷりでしっかりとした繊維質も残っていて柔らか。
ほどよい酸味で運動後や仕事の疲れを癒してくれます。

「三国志演義」という物語の中で、魏を率いる曹操が行軍中、暑さで喉の渇きを訴える兵士たちに「近くに梅林があるから、酸っぱい梅を食べて喉の渇きを癒すがよい」と言うと、兵士たちは酸っぱい梅を想像して唾液が出てきた為、喉の渇きがおさまり、行軍を続けられたという一節があります。
古来から梅=酸っぱいというイメージがあったということですが、最近は梅干しを食べなくなったことや甘く加工された調味梅干ししか食べたことがなくて「梅干し」と聞いても唾液が出なくなった方が多いと言われています。
梅干しを思い浮かべると出てくる唾液にも、重要な役割があります。
唾液の中には「アミラーゼ」という消化酵素がレモンの倍近くも豊富に含まれていて、でんぷんの消化を助ける重要な役割を担っています。
また、最近注目の「カタラーゼ」という酵素も含まれており、癌や心臓病や老化の原因となる活性酸素を抑えてくれます。
唾液の分泌をさせるだけでもこんなにパワフルな作用があります。
これも梅の効能といえるかもしれませんね。

■疲労回復にはたらき代謝力を向上させる有機酸が豊富です!
梅干しの酸っぱい成分は「クエン酸」や「リンゴ酸」などの有機酸です。
クエン酸は、胃腸の働きを促進して食欲を増進し、タンパク質の消化を良くします。
また、クエン酸は、口の中の雑菌を抑えて唾液の分泌を促すため、口臭予防にもなります。
リンゴ酸は疲労物質といわれる乳酸の分解を促進し、疲労回復に役立ちます。
なお、リンゴ酸とクエン酸を両方含む梅干しを食べることで、腸内の悪玉菌を減らし、体内の炎症を癒す効果が期待されています。
このほか、有機酸のキレート作用によってミネラルの吸収が促進されます。
■認知症改善効果のあるフェルラ酸を含みます!
ポリフェノールの一種である「フェルラ酸」は植物に広く含まれる成分で、高い抗酸化作用があるため、酸化ストレスから体を守る働きがあります。
近年、フェルラ酸を摂取することで、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる可能性があるとして注目されていることから、フェルラ酸を含む梅干しにも認知症改善効果が期待されます。
■梅ポリフェノールが体の酸化やウイルス・悪玉菌の増殖を抑制します!
梅干しに含まれる植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」や「カテキン酸」は強力な抗酸化作用をもち、癌や生活習慣病、シミ、しわの原因となる活性酸素の働きを抑制します。
また、和歌山県立医科大学の研究チームが世界に先駆けて発見した梅干し由来のポリフェノール「エポキシリオニレシノール」に、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する働きが報告され、梅干しが「1日1粒で医者いらず」といわれる昔からの言い伝えに科学的根拠を与えました。
このほか、梅干しに含まれる「シリンガレシノール」は、胃癌に影響を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の働きを抑制し、さらにアルコール性胃潰瘍の改善にも効果が認められています。
■胎児や子供の成長、閉経を迎えるまでの女性に最も必要な鉄が豊富です!
妊娠後期には通常の2倍もの鉄分が必要になります。
これらが不足すると体内の酸素量が減少し、体と脳が働かなくなり、感情的になりやすい貧血状態になります。
現代女性の5人に1人が鉄欠乏性貧血であり、更に中学・高校の女子生徒の貧血有症率が増加傾向にあるため、若いうちから鉄不足の食習慣を改める必要があります。
■大腸癌を予防する食物繊維が豊富です!
現代の日本人は、平均的な1日の食物繊維摂取量が不足していると言われており、大腸癌が癌による死亡原因の第2位になっています(女性のみでは第1位)。
梅干しは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2の割合でバランスよく含むため、大腸内を酸性にして悪玉菌の増殖を防いでくれるほか、血中の脂質を減らし、便のカサを増やして便通を改善するのに貢献します。
■香り成分が痛みの緩和に役立ちます!
梅干しの香気成分「ベンズアルデヒド」には、痛みを沈静・軽減する働きがあります。
頭痛や歯痛の時に、こめかみや痛む歯の外側の頬に梅肉を貼りつけたり、焼いた梅干しを歯の痛む箇所に直接つけると効果的といわれています。
■梅干しを焼くことで冷え性改善に役立ちます!
梅干しを焼いて「焼き梅干し」にすることで、梅干しに含まれる糖質がクエン酸と結合し「ムメフラール」という成分が生成されます。
ムメフラールは、血中コレステロールを減少させ、血流を改善する機能性成分として注目されており、現代人に多く見られる冷え性(低体温症)の改善に役立ちます。

HIRYUでは、放射線技師がNaIシンチレーション検出器「ベルトールド・テクノロジー社製ベクレルモニターLB200」により、γ線を放出する放射性物質(セシウム、ヨウ素など)の測定検査を行っています。
環境省では、食品への影響はセシウムの寄与率が90%と最も高いことから、食品基準値はセシウムを目安に100Bq/kg以下を安全としており、厚労省の定めたスクリーニング法による測定の場合の検出下限値を25Bq/kg以上と定めています。
よって、25Bq/kg以上を測定可能な検出器で、測定下限値未満の場合は不検出(ND)とされます。
当検出器の測定下限値は20Bq/kgであり、厚労省の条件を満たしています。
自然放射線量やミネラル成分などからも検知されるものなので、原発からの放射性物質だけが検出器の数値を表示するものではないことをよくご理解下さい。
本商品の測定結果は、0Bq/kg不検出(ND)です。

これまで「生命の壁」と呼ばれる3日分の食糧備蓄が必要だと言われてきましたが、更なる甚大な被害を想定し、1週間分以上の備蓄が求められるようになりました。
「ローリングストック」とは、非常食だけでなく、長期保存できる食品を普段の食事にとりいれて、消費しながら買い足していく食糧備蓄方法であり、政府や自治体、企業が積極的に消費者へ呼びかけています。
災害1-3日目は、冷蔵庫のものから食して、冷凍庫のものは保冷剤として活用し、氷は溶かして飲料水や調理に活用します。
災害4-7日目は、納豆や味噌など発酵食品、茹で時間の短い乾麺や乾物、缶詰、フリーズドライ食品、漬物やジャムを食します。
参考)飲料水及び生活水の目安は1人1日3ℓです。
カセットコンロのボンベは1本で約60分使用可能であり、1日30分の使用を目安に備えるとよいでしょう。
長期間の非常食に求められるのは「栄養」と「保存性」です。
梅干しは長期保存可能な食品で、現代人に不足しがちなミネラルと食物繊維を多く含みます。
また、梅干しには、疲労回復と代謝促進効果のあるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれるため、非常時に疲れた体を回復させるのに役立ちます。


高血圧などの生活習慣病が原因で引き起こされる動脈硬化の予防や、女性に多い冷え性の改善に対して高い健康効果を発揮する「ムメフラール」は梅干しを加熱することで生じます。
梅昆布茶は、簡単に梅干しを加熱して摂取することができる、人気の高い飲み物です。
【昆布茶の材料】
▪真昆布
▪塩
▪梅干し
【作り方】
①昆布と塩をミルミキサーにかけます。
②ミキサーにかけたものにお湯を注ぎ溶かし、梅の入った湯呑に入れたら完成。

生活習慣病の予防・改善効果が高い主食の「発芽酵素玄米ご飯」を楽しむアレンジレシピです。
梅干しの食欲増進効果で、食欲や元気が出ない時にオススメの一品です。
【材料】
▪酵素玄米御飯
▪梅干し
▪真昆布
▪乾椎茸
▪醤油
▪塩
【作り方】
①乾椎茸と昆布を水に付け、出汁を取ります。
②小鍋に出汁を入れ火にかけ、醤油と塩で味をつけます。
③器に酵素玄米ご飯と梅干しを盛り、②の出汁をかけ、お好みで大葉や葱、金胡麻や刻み海苔をのせ、完成。

菊芋の甘味と梅の酸味が食欲を増進させ、昆布の出汁が旨味とコクを与えてくれる煮物です。
簡単に作れるので、食欲や元気がない方、免疫力を上げたい方にオススメです。
また、食事の始めの方に食べることで、食後血糖値を上げにくくしてくれます。
【2皿分の材料】
▪菊芋 100g
▪梅干し 2~3個
▪水 2カップ
▪味醂 大匙1
▪梅酢 大匙1
▪昆布 5cm
▪塩(グロセル) 一つまみ
【作り方】
①菊芋を乱切りします。
②鍋に菊芋、水、梅干し、味醂、昆布、塩を入れ、火にかけます。
③菊芋が柔らかくなったら、梅酢を入れ、1分程火にかけ完成。

紀州自然梅干し「恵」
200g ¥1,280
500g ¥3,142
1kg ¥6,112
2kg ¥12,042
3kg ¥17,895
5kg ¥29,203
10kg ¥53,600
紀州自然ねり梅「恵」:梅干しの種を取り、裏ごし致しました。梅の実そのものです。
150g ¥950
270g ¥1,414
500g ¥2,397
自然栽培梅酢「恵」
200ml ¥707
720ml ¥2,106
紀州自然梅干しの種(仁)
140g ¥1,036
商品レビュー
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非常においしい
2021/07/21 投稿者:関西人T おすすめレベル:★★★★★
程よい酸味で甘みもあり玄米と一緒に食べましたが非常に美味しかったです。
商品紹介に違わぬほどよい酸味のため、強烈な酸っぱさを求めてる方には不向きです。