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鉄はミネラルです。
ミネラルとは鉱物(無機物/栄養素としての無機質)です。
鉄は、金属元素の一種であり、元素記号Fe、原子番号26、原子量55.845、融点1536℃、比重7.86、硬度4.5。強磁性。湿気があるとすぐに錆び、酢に溶けやすい。

栄養素としての鉄の役割

●鉄の吸収は十二指腸と小腸上部で行われ、体内には成人男性で約4.0g、女性で約2.5gの鉄分があり、 その約70%が赤血球にある蛋白質「ヘモグロビン」1分子につき4つの鉄イオンが存在し、肺から酸素を受け取り、 体内を循環して各組織に酸素をおくる役割がある「機能鉄」と肝臓・骨髄・筋肉のタンパク質に0.1~1gほど貯蔵される「貯蔵鉄」があり、不足した際に使われます。
他にも酵素の活性化、筋肉の収縮運動促進、ストレス・病気などの抵抗力向上、細胞の働きの正常化などの作用があります。
●鉄には、動物性に多いヘム鉄と植物性に多い非ヘム鉄に分かれます。
動物性食材の方が鉄分が多く含まれ、ヘム鉄は非ヘム鉄の5倍~10倍の吸収力があります。

鉄の過剰症

1日に許容できる鉄分量は、大人45 mg、14歳以下の子供40 mgまでです。
摂取量が体重1 kgあたり20 mgを超えると鉄中毒の症状を呈し、60 mgで致死量に達します。
子供が大人向けの錠剤を飲み過ぎて死亡した例はありますが、鉄は摂取量の5%しかカラダに吸収されず、現代の食事から考えると過剰症になることはなく、 月経のある女性の場合は鉄分が不足しているために生理痛に悩まされる方が多くいます。
欠乏すると酸欠状態になり、冷え、肩こり、息切れ、めまい、貧血(鉄欠乏性貧血)が現れ、肝臓癌にもなります。

鉄欠乏性貧血

貧血の原因の90%が鉄不足です。 現代の食生活が影響し、女性の5人に1人が鉄欠乏性貧血であり、更に中学・高校の女子生徒の貧血有病率が増加傾向にあります。
血液に鉄イオンが不足するので、肺からの酸素を受け取れず、体内の各組織が酸素不足に陥ります。
そのため、酸素供給を補うために、心拍数があがり、心臓の負担が大きくなり、動悸や息切れ、疲労感、倦怠感、頭重感、顔面蒼白、狭心症(胸の痛み)など症状が現れます。
脳も酸素不足でボーッとする事や忘れっぽくなり、思考がまわらないので感情だけに流されやすくなります。
乳児の場合は発育が遅れます。
更に欠乏が進むと爪がスプーン状になったり、口角炎、舌炎、嚥下障害など症状が現れます。

鉄分の含有量の多い食品

ホウレンソウ、ブロッコリー、ひじき、海苔、ゴマ、パセリなどありますが、毎日の料理に使う塩を精製されていない塩に変えるとミネラルを大きく対策できます。
一般的な食塩のナトリウム量99%以上に対してHIRYUが推奨している岩塩“ビオソルト”は39.1%しか含まれておらず、その分ミネラルが豊富です。
厚労省による1日あたりのナトリウムの目標量は男性8g以下、女性7g以下とされており、ビオソルトのナトリウム量7gに対して鉄は7.3mgも含まれる事になるので、 貧血など鉄分不足の方には非常に有効です。

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