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マグネシウム

マグネシウムはミネラルです。
ミネラルとは鉱物(無機物/栄養素としての無機質)です。
マグネシウムは、金属元素の一種であり、元素記号Mg、原子番号12、原子量24.305、融点650℃、沸点は1090-1110℃、比重1.74、銀白色の軽金属で、酸素と結合しやすく、強い還元作用があります。
燃焼しても二酸化炭素を発生しないので、化石燃料に替わる次世代エネルギーとして研究が進められています。

マグネシウムの働き
血液は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マグネシウム、リンの浸透圧を一定に保つことで健康は維持されており、マグネシウム2に対してリン1と結合して、リン酸マグネシウムは骨に柔軟性となり、カルシウム1に対してリン1と結合したリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)は骨の強度となり、骨や歯に体内マグネシウムの50~60%が貯蔵され、残りは細胞内と血液中にイオンとして溶け込み、酵素の活性、筋肉収縮、体温や血圧調整、神経のストレス緩和など生体機能の維持および調節に不可欠な役割を担います。
血中濃度からマグネシウムが不足すると、副甲状腺に副甲状腺ホルモンを分泌する指令が伝わり、破骨細胞が骨を溶かして供給するので骨量が少なくなります。
(もし、血中濃度が一定にならない場合は、副甲状腺や腎臓など機能の異常が疑われます。)
規定値の70~80%の骨量の方は骨粗鬆症予備軍、70%以下の骨量の人は骨粗鬆症と診断されます。
骨量は、個人差にもよりますが20~45歳程までしか増やす事ができないので、それまでにできるだけ骨にしっかりマグネシウムを貯蔵して老化に伴う骨量減少に対策しなければなりません。
マグネシウムとリンの比率は2対1、カルシウムとリンの比率を1対1に保つ事が大切ですが、現代の食生活は食品添加物であるリンの過剰摂取傾向にあり、過剰なリンがマグネシウムと結びついて尿から排出してしまうので、マグネシウムが不足し、骨や歯が弱くなっている傾向にあります。
ゴマやナッツ類、ヒジキなど海藻類、ホウレン草や納豆などにマグネシウムが多く含まれており、加工食品にはあまり含まれていません。
●マグネシウムとカルシウムの濃度バランスで、筋肉は収縮と弛緩(しかん)をしています。
●神経の情報伝達に関わり、神経の興奮を鎮めるように働きます。
●蛋白質の合成に関与しており、体内で300種類以上の酵素の補酵素として働き 、細胞のエネルギー生産を助けています。
●最近は水素水ブームですが、水素発生剤にマグネシウムが使われている事が多く、金属アレルギーの人は注意して下さい。 
●下剤は、マグネシウムを過剰に利用することで下痢を起こさせています。

マグネシウムの過剰摂取
通常の食生活では過剰摂取になることはなく、万が一にも過剰摂取しても尿で排泄されるので問題ありません。
但し、腎臓機能の低下やサプリメント、薬などによる影響で過剰症となるのは例外です。

マグネシウム欠乏の症状
●イライラ、集中力低下、偏頭痛
●脱力感、不安感、鬱
●上まぶたがピクピク動く、手足のしびれ、ふるえ、けいれん
●首や背中の筋肉痛、筋力の低下、運動中や睡眠中のこむら返り
●骨が弱くなる、歯の形成不全、骨粗鬆症
●腎臓結石
●高血圧、不整脈、血栓、動脈硬化
●狭心症、心臓発作、心筋梗塞、突然死

塩を変えるだけでも小さな対策
調味料として毎日の料理に使う塩は、塩味を強くする為にミネラルを取り除いた99.9%塩化ナトリウム(Nacl)のものが多いので、精製されていない塩に変えるだけでも不足がちなマグネシウム、カルシウム、鉄分を対策できます。
HIRYUが推奨している海塩“セルマリン”には、マグネシウム量0.435%含がまれています。
厚労省による1日あたりのナトリウム目標量男性8g以下、女性7g以下とされており、セルマリンのナトリウム量7gに対してマグネシウムは30.45mgも含まれており、1日の目標量の10.5%も塩だけで補える事になります。